共産党都議団が知事に要請

多様な生徒の学び場 廃止反対の声続々

夜間定時制高校の存続を申し入れる日本共産党都議団と白石たみお都議=27日、東京都庁

日本共産党東京都議団は27日、東京都教育委員会が都立高校4校(小山台、雪谷、江北、立川)の夜間定時制を廃止しようとしている問題で、小池百合子知事に申し入れ、夜間定時制の存続のため都教委と協議するよう求めました。

申し入れで植木こうじ都議は、都教委が2016年2月に廃止計画を決定した後も、今年の1月13日に夜間定時制の存続を求める3万506人分の署名が知事と都教委あてに提出されるなど、多くの都民が廃止反対の声をあげていると説明。

夜間定時制は、昼間の勤労者だけでなく、全日制に入学できなかった人、不登校経験者、高校中退者、夜間中学の卒業生、高齢者、外国人など多様な生徒の学びの場となっていると訴えました。

白石たみお都議は、定時制高校で学んだ自身の経験を語り、定時制高校が多様な子どもたちの学びと社会的自立のためのセーフティーネットの役割を果たしていることなどを強調。「事情の異なる人が、クラスという集団の中で自己肯定感を育めるのは定時制ならではです」と話しました。

応対した野田数(かずさ)特別秘書は「知事に伝えます」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2月28日付より)