日本共産党の志位和夫委員長は2日、東京・新宿駅前で開かれた若者とのトークライブ(街頭演説)にのぞみました。今回の参院選は、18歳選挙権が施行して初めての選挙。初めて投票するという青年らが「給付制奨学金をつくってほしい。ぶれない共産党を応援します」「若者が本気を出せば政治を変えられることを証明したい」とスピーチしました。


(写真)トークライブでスピーチする志位和夫委員長=2日、東京・新宿駅東口(「しんぶん赤旗」提供)
(写真)トークライブでスピーチする志位和夫委員長=2日、東京・新宿駅
東口(「しんぶん赤旗」提供)

東京選挙区の山添拓候補(31)が「若いひとの力で政治をかえる選挙にしよう」と呼びかけました。

志位氏は「若いみなさんにとって大事な問題」として ①学費・奨学金 ②ブラック企業・ブラックバイト ③沖縄米軍基地 ④安保法制=戦争法と憲法問題をあげ、日本共産党の政策を丁寧に説明しました。

社会が学生支援

学費と奨学金の問題では、日本社会のあり方の問題だと指摘し、「若いみなさんが社会からきちんとした支援を受けて、そこから得た知識と技術を社会のために役立てたいと思えるような社会をつくる必要があります」と強調。大学の学費を10年間で半減し、月額3万円の給付制奨学金を実現する日本共産党をのばしてほしいと訴えました。

志位氏は、若者を使い捨てるブラック企業がはびこる理由について、1999年の派遣労働を原則自由化、03年の製造業の派遣解禁、15年に派遣は「原則1年、最長3年」という期間制限をなくすなど、労働者派遣法の大改悪を続けてきたことが土壌となっていると指摘。労働者派遣法を改正し、雇用のルールを強化して非正規で苦しむ若者を正社員にするとともに、労働基準法を改正し残業の上限を月45時間にするために奮闘すると表明しました。

志位氏は、元米海兵隊員に20歳の女性が暴行殺害され、「怒りと悲しみが限界を超えた」沖縄米軍基地問題、安保法制=戦争法の廃止、憲法問題など、参院選の大争点を一つ一つ丁寧に語りました。

反戦平和の党に

このなかで志位氏は、「自民党改憲案」が憲法9条2項を削除し、「国防軍」をつくり、海外での武力行使を無条件・無制限に可能にしようとしていることを示し、「海外でのアメリカの戦争に若者を駆り立て、血を流させるというのか。こんなことは許すわけにいきません」「世界に誇る宝物である憲法を守ろうという願いを、党をつくって94年、命がけで反戦平和を貫いてきた日本共産党に託してください」と訴えました。

志位氏が「どれも若いみなさんの今後の人生を左右する大事な問題です。ぜひ投票にいって野党と共産党を勝たせてください」と呼びかけ、「安倍政権を退陣させ、打倒に追い込む選挙にし、若いみなさんの力で新しい政治をつくろうではありませんか」と訴えると、「おーし」の声と拍手がわきました。

初めて投票するという20歳の大学生は「ブラックバイトで働いていたり、奨学金で借金を抱えていたりする知人がいます。こういう社会はおかしい。共産党は安倍政権の暴走に、はっきりした対案を示していますね」と語りました。