【都議会本会議】築地再開発「業者要望踏まえる」尾崎あや子都議質問に局長答弁

日本共産党の尾崎あや子東京都議は11日の都議会本会議の代表質問で、築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区、東京ガス工場跡地)への移転問題について小池百合子知事をただしました。

質問する尾崎あや子都議=11日、都議会本会議(撮影:フォトグラファー長島可純さん)
尾崎都議は、築地市場跡地の再開発に関し、都が年明けに発表するまちづくり方針の素案に、仲卸業者など市場関係者の要望を反映させるよう主張。

佐藤伸朗都市整備局長は「仲卸業者などの要望を踏まえながら検討する」と答弁しました。

尾崎都議は、豊洲市場の地下水調査で依然として環境基準の140倍のベンゼンが検出されていることに触れ、地下の汚染物質はいつ環境基準以下になるのかと質問しました。

小池知事は、根拠を示さずに「中長期的に改善される」と述べました。

豊洲市場建物内で発生している黒い粉じんについて、村松明典市場長は尾崎都議の質問に「ターレのタイヤと床面とが擦れることから発生する」と答え、清掃を適切に行うと述べました。

解体工事は強行

尾崎都議は築地市場の建物について、国連の諮問機関や国内の歴史学会などが高い学術的価値を指摘し、保存活用を求めていることを「どう受け止めているのか」と質問。

村松市場長は「資料を後世に伝える」と述べるだけで、解体工事を強行する姿勢を示しました。

(2018年12月13日付「しんぶん赤旗」より)