スポーツ施設拡充を 都議会特別委員会

徳留都議、不足を指摘

tokutome 日本共産党の徳留道信都議は17日、都議会各会計決算特別委員会でスポーツ振興について質問し、スポーツ施設の拡充などを求めました。
徳留氏は、公共スポーツ施設について「申し込みが多くて抽選が当たらない」「施設をもっと増やしてほしい」という都民の声を紹介し、現在の施設の利用状況と拡充の取り組みをただしました。
オリンピック・パラリンピック準備局の三浦隆スポーツ施設担当部長は、昨年度の施設の稼働率が東京都体育館メインアリーナでは99.4%になると答弁。区市町村立施設の競技スペース拡大やバリアフリー化の補助制度を今年度創設したと述べました。
徳留氏は、施設が満杯で思うように使えない現状について、都のスポーツ推進計画で、週1回スポーツを実施する成年の割合を現行の53.9%から70%に引き上げる目標に反すると批判。区市町村施設への補助も予算額が2億円と規模が小さすぎるとして「区市町村が身近な施設を拡充することができるように支援を抜本的に強化すべきだ」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2014年10月18日付より)