築地市場の豊洲移転に反対するシンポジウム=21日、東京都千代田区(「しんぶん赤旗」提供)
東京都が10月に強行しようとする築地市場(中央区)の豊洲新市場(江東区、東京ガス工場跡地)への移転計画に対し、中止を求め、食の安全を考えるシンポジウムが21日、千代田区で開かれました。消費者団体や公害・環境団体などでつくる「司法に国民の風を吹かせよう実行委員会」の主催。

パネリストとして、東京中央市場労働組合の中澤誠委員長、築地市場水産仲卸業者でつくる「築地女将さん会」の山口タイ会長と新井眞沙子さん、農民連の齋藤敏之常任委員の4氏が報告。

豊洲新市場で深刻な土壌汚染が続いていることや新市場施設の欠陥、築地市場の仲卸業者の目利きが場外市場とともに日本の食文化を支えてきたこと、仲卸制度を否定し大手資本・外国資本主導の流通につくり変えようとする卸売市場法改悪案の問題点などを明らかにしました。

会場からも「豊洲の土壌汚染で、都の専門家会議は都民や科学者の疑問にまともに答えない。科学者と都民の移転反対の運動をもっと広げなければ」(本間慎・フェリス女学院大学元学長)などの発言が相次ぎました。

(2018年4月22日付「しんぶん赤旗」より)