都議会 せいの議員が求める

日本共産党の、せいの恵子東京都議は16日の都議会文教委員会で、青少年・若者を対象とした都の相談窓口「きみまも@歌舞伎町」について取り上げました。「孤立や貧困など複雑な背景をもつ若者に寄り添った、伴走型の支援を」と述べ、専門的な人員の配置と施設内の安全確保を求めました。
新宿区歌舞伎町の「トー横(東宝ビル横)」には、家庭や学校で貧困、孤立、心身の不調などの悩みを抱える若者が集まって、性搾取や犯罪に巻き込まれるなどの問題が起きています。
せいの氏は、虐待を受けお金や泊まる場所がない女性が「きみまも」で相談した時、泊まる場所を紹介してもらえず買春被害にあった事例を紹介。午後9時の「きみまも」閉館後、トー横に集まる人がどのように過ごしているか実態を把握するよう求めました。
「きみまも」の相談体制についても「医療的ケアを行える専門的な人員が必要」と質問。都都民安全総合対策本部の田辺雅彦担当部長は「看護師に加え、薬物依存の専門的知見を持つ心理職を1月から迎えた」と答えました。
せいの氏は「突発的な重篤ケースへの対応や、常時専門職が関われる体制かどうか、課題が残る」と述べ、精神科・産婦人科の医師、保健師・看護師の複数配置、病院との連携を強めるよう求めました。
また、女性が性被害を受けるケースが多いことを示し、「性被害や不安を抱える若者にとって空間の安心・安全は支援の前提だ」と強調。「きみまも」に男女別のフロアを設けるよう要求しました。田辺部長は2月から女性専用スペースを試験的に設置したと明らかにしました。
(「しんぶん赤旗」2026年3月20日付より)
