参院選は7/20投票!比例代表は日本共産党、東京選挙区は吉良よし子へ!

「政治変えたい」あなたの1票 共産党へ

参院選 大激戦・大接戦きょう投票 比例5氏必ず 躍進へ最後まで奮闘
東京・埼玉 田村委員長訴え

日本共産党の比例での躍進と吉良よし子選挙区候補の勝利を目指してコールする人たち=19日、東京・新宿駅南口(「しんぶん赤旗」提供)

 参院選は大激戦・大接戦のまま19日の選挙運動最終日を迎え、日本共産党は志位和夫議長が京都、田村智子委員長が埼玉・東京、小池晃書記局長が東京・神奈川の各地を駆け巡るなど幹部・候補者を先頭に、比例での5議席確保、選挙区での議席獲得へ全力で有権者に支持を訴えました。党支部・後援会、ボランティアは論戦で浮き彫りになった党の値打ちを語り抜き、支持拡大に全力を上げました。苦戦が伝えられる自民党は京都選挙区などで「共産党には負けられない」と絶叫するなど危機感をあらわにし、業界締め付けを強めました。排外主義の潮流に対する批判も広がり、参政党の候補者が弁明に追われる場面も増えました。

 田村委員長は埼玉、東京を駆け巡り、「政治を変えたいあなたの1票を共産党へ。最後まで全国の知り合いに『比例は共産党』の声を広げていただき、比例で5議席を。その大きな波で選挙区で大激戦を勝ち抜かせてください。力を貸してください」と聴衆や通行する人々に訴えぬきました。埼玉で伊藤岳、東京で吉良よし子両選挙区候補とともに必勝を訴えると、各地で「そうだ」の声援と激励の拍手が起きました。

最後の訴えをする田村智子委員長=19日、東京・新宿駅南口(「しんぶん赤旗」提供)

 田村氏は、自民・公明を参院でも少数に追い込み新しい政治に変える可能性が開けているとし「どの政党が伸びれば政治を変えたいとの願いが届くか。その確かな力が共産党の議席です」と強調しました。

 19日付「日経」が、消費税減税の財源論についてSNSで一番発信しているのが日本共産党だとしていると紹介。論戦で「大企業・富裕層への応分の負担」という責任ある財源提案を示し、石破茂首相に大企業減税に効果がなかったこと、大企業が今以上に税負担する力があると認めさせ、消費税減税をできない理由を打ち砕いたとして、「あとは共産党の議席を伸ばすかにかかっています」と強調しました。大企業の内部留保への時限的課税で中小企業の賃上げのための直接支援を行うとし、共産党躍進で消費税減税、賃上げを実現しようと訴えました。

 医療・介護崩壊を止めるには、医療費削減と徹底的にたたかう共産党の議席が国会に必要だと述べた田村氏は、自民、公明、維新、国民民主が大合唱する医療費4兆円削減について「社会保険料を下げるといって患者を犠牲にしていいのか。なぜ国の予算を増やして社会保険料を下げよと求めないのか」と指摘。異常突出する軍事費にメスを入れて社会保障予算を増やし、患者を犠牲にしない命を守る政治に変えようと呼び掛けました。

 事実無根の外国人攻撃で注目を集める政党・政治家が広がり、政府・自民党がそれに迎合する動きを厳しく批判。終末期医療の全額自己負担を主張し、女性に産むことを強要するなど人権をないがしろにする政党・政治家に立ち向かうと表明しました。差別や分断の広がりに不安や危機感が高まっていることについて、「大丈夫です。日本共産党が国会で差別を許さないと断固立ちはだかる」と強調。「人間の平等」を創立の原点とする日本共産党を伸ばすことが差別を許さない確かな力になると力を込めました。

 アメリカいいなりをやめ、大軍拡・軍事費増額要求をきっぱり拒否し、争い事を決して戦争や武力衝突にさせない外交を提案し、自ら行動しているのが日本共産党だとし、「平和を願う国々と連帯し、戦争をしてはならないと求める外交をする国にしよう」と熱く支持を訴えました。

 埼玉で田村氏は、伊藤候補が国会で高額療養費の患者負担増の断念を迫り凍結させることができたとし、「命と暮らしを守る議席を失うわけにはいかない」と訴え。伊藤氏は「与党とその補完勢力、排外主義の勢力に埼玉のみなさんの宝の議席を明け渡すわけにはいかない。冷たい自民党政治を転換するため、何としても押し上げてほしい」と気迫を込めました。

 東京で田村氏は「声を届けて学校給食無償化の突破口を開き、痴漢対策を国の仕事にさせるなど政治を動かしてきた吉良さんの議席がどうしても必要だ」と強調。吉良氏は、選択的夫婦別姓や同性婚、教育無償化などの願いに応えるとし、「あなたの人生を支えぬく政治を目指す。あなたの苦しみを取り除く政治を実現するまで絶対に諦めない」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2025年7月20日付より)

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