【8氏全員当選を】きたがわ秀和 予定候補 個別避難計画が前進

14日に告示され、21日に投票を迎える東京・足立区議選。定数45に対して67人が立候補を予定する大激戦です。日本共産党議員団は現有7議席から8議席への躍進を目指し奮闘。区内各地で政策や実績を訴え、支持の輪をひろげている候補者8氏を紹介します。


❚ きたがわ秀和(54)現

きたがわ秀和候補(54)=現(しんぶん赤旗提供)

 病院で医療事務職として18年勤務。4年間の活動を振り返りつつ2期目を目指します。

 「共産党の提案は自民党、公明党に拒まれることが多いが、それでも粘り強く求めていくことで変えていくことができる。それを実感した4年間でした」

 区議として初質問は23区で一番高い介護保険料の負担軽減と紙おむつの支給拡大。紙おむつは今年度から非課税世帯から、世帯年収944万円以下が対象となり、介護保険料も負担軽減に努めると語ります。

 足立区は災害発生時に多くの死傷者が出ることが予想されています。東日本大震災では障害者手帳を持つ人の死亡率が全住民の2倍に上りました。「自力で避難できない人のいのちを守るのは行政の責任」と議会で障害者・高齢者の避難対策を求め、個別避難計画担当職員を新たに配置。緊急性の高い人たちの個別避難計画策定が前進しました。

 地域の要望にも全力で取り組みます。地元の綾瀬地域では長年にわたり図書館建設要望がありました。しかし区は図書館設置の予定はないと冷たい答弁。地域住民の声に耳を傾け、区に対し要望書を直接提出してきました。

 「『話をキチンと聞いてくれる』と言われることがこの4年で増えました。住民の方々が何に困り、求めているのか、しっかり聞いて、議会に届けたい」

(「しんぶん赤旗」2023年5月12日付より)

きたがわ秀和区議の訴え / 5.7 北千住駅西口 日本共産党街頭演説