14日に告示され、21日に投票を迎える東京・足立区議選。定数45に対して67人が立候補を予定する大激戦です。日本共産党議員団は現有7議席から8議席への躍進を目指し奮闘。区内各地で政策や実績を訴え、支持の輪をひろげている候補者8氏を紹介します。
❚ 横田ゆう(62)現
2期目を目指す横田ゆう区議が選挙区を走り回っています。
介護の現場で介護士、相談員、ケアマネジャーとして25年間働いて得た知識と経験をもとにこの4年間で誰もが暮らしやすい足立区を目指して活動してきました。最初の議会質問は特別養護老人ホームの増設。待機者は2019年当時2227人以上でした。
「特養は所得に応じて利用料の負担が変わり、低所得者の方や、在宅生活が困難な方が安心して生活できる施設です。議会論戦を通じてこの4年で370床(2023年10月整備予定含む)の整備が進みました」
他にも今まで非課税世帯のみの支給対象だった紙おむつを世帯年収944万円以下に拡大し、区内の小中学校への生理用品の配備も議会論戦の中で一つずつ実現してきました。
「まだ課題はあります。23区で一番高い介護保険料です。コロナ禍、住民が苦しんでいるなか区は2021年度に170円の値上げをし、6760円になりました。この負担軽減が必要です。それと廃止された『生きがい奨励金』(区内共通商品券)も高齢者だけでなく商店街の方も待ち望んでいて、復活させなくてはいけません。現場の声を一つずつ吸い上げて、政策化していくことが大切。希望を持てる政治を実現していきたい」
(「しんぶん赤旗」2023年5月12日付より)