暮らし守り不正ただす党大きく/日野市議選5氏が立候補

田村副委員長が応援

田村智子副委員長(右)の応援を受け訴える、わたなべ三枝候補=13日、東京都日野市

東京都日野市議選(定数24、立候補29人)が13日告示(20日投開票)され、日本共産党の中野あきと(53)、大高哲史(48)、ちかざわ美樹(57)、岡田じゅん子(48)、わたなべ三枝(63)の現職5氏が現有議席確保へ第一声を上げました。

田村智子副委員長、宮本徹衆院議員、清水とし子都議、窪田之喜弁護士が応援に駆け付け、5氏は「コロナ対策でPCR検査の拡充を。暮らしを守り、市政の不正を追及してきた共産党5人を市政に送って」と訴えました。

田村氏は、自公政権がコロナ第6波の最中に発熱外来の診療報酬を引き下げたことを告発。「国政でも市政でも、住民に自己責任を押し付ける自公政治と対決し、まともなコロナ対策を求めてきたのが共産党だ」と力説。

自公・維新などが支える市政が生活道路の補修予算や福祉施策に冷たい一方、元副市長の不正や違法な道路建設などで10億円を支出してきたと批判。「不正腐敗の市政を大本から正す共産党を伸ばして」と訴えました。

演説を聞いた男性(66)は「憲法を守る市政を求めてきた共産党5人の当選で、市政を変えてほしい」と話しました。

市議選には自民党7(推薦含む)、公明党4、維新1、都民ファーストの会1、立憲民主党2、生活者ネット1、無所属8も立候補。自公・維新・都ファは不正問題に沈黙し、公明は「共産党への1票は無駄」と攻撃しました。

(「しんぶん赤旗」2022年2月15日付より)

大高哲史候補
岡田じゅん子候補
ちかざわ美樹候補
中野あきと候補