基地強化許さず命守る

東京・福生市長選

西村氏が決意

会見で決意を述べる西村氏(中央)=28日、東京都福生市(「しんぶん赤旗」提供)
会見で決意を述べる西村氏(中央)=28日、
東京都福生市(「しんぶん赤旗」提供)

東京都福生市長選挙(5月8日告示、15日投票)で28日、「基地のまちから教育・福祉のまちに…みんなの会」から立候補する西村雅人氏(48)=無所属新、共産党推薦=は記者会見し、安倍政治から暮らしを守る福生市政に転換しようと訴えました。
西村氏は、現市長の安保法を容認する態度を厳しく批判。「私は安保法には反対し、市民の生命と財産を守るために横田基地へのオスプレイ配備中止と、安倍政治を許さないの声を上げる」と強調しました。
また、子育て世代が暮らしやすい町にすることが、地域の活性化につながると述べ、72億円の市積立金を市民サービスと地域振興に積極的に活用し、▽学校給食の無料化▽国民健康保険税を1人年1万円引き下げ▽75歳以上の医療費無料化ーの三つの重点政策を説明。「市民を貧困から守るのが自治体の仕事。このことを明確に打ち出して、市民に頼りにされる市政にしたい」と決意を語りました。

(「しんぶん赤旗」2016年3月30日付より)