東京都議会予算特別委員会は23日、舛添要一知事提出の2016年度一般会計予算案を、自民、公明、民主、維新、生活者ネット、かがやけの6会派の賛成多数で可決しました。

日本共産党は同予算案に反対し、一般会計予算案など4予算案の組み替え動議を提出しましたが、共産党の賛成、自民、公明など同6会派が反対し、否決されました。

討論で共産党の植木こうじ都議は、一般会計予算案は特別整備路線など幹線道路整備費を3000億円規模に膨らませる一方で、都民の福祉・くらしを守る立場は、部分的な前進があるものの全体として極めて不十分だと批判。「都政に求められているのは、国の社会保障切り下げや貧困と格差拡大に苦しむ都民への経済的支援の拡充に踏み出すことだ」と主張しました。

植木氏は、都議団の質疑の中で、子どもの貧困問題や保育園の待機児童解消、保育士の待遇改善、多摩ニュータウン再生などでとの前向きな答弁があったことを紹介。都政の改善につなげるよう求めました。

「財政投入のあり方の抜本的見直しをすれば、都民のくらし・福祉・営業を守る施策の財源を生み出すことができる」と主張し、組み替え動議に賛成しました。

(「しんぶん赤旗」2016年3月24日付より)