羽田空港に離着陸する飛行機を都心部上空で低空飛行させる国の計画の撤回を求める集会が17日、同空港のある東京都大田区で開かれました。

住民運動団体でつくる実行委員会の主催。

会の実行委員長は「国の計画は騒音問題でも落下物対策でも、住民は納得できない。 無謀な提案を白紙撤回させたい」とあいさつしました。

住民がスピーチ。視覚障害者の女性は「出かける時、ガイドヘルパーから 『門を出た。看板があるのでよける』と案内されたり、盲導犬に指示をしたりするが、飛行機の騒音で聞こえなければ事故になる」と訴えました。

飛行機の整備士を務めた男性は「飛行機のパネルやねじ、氷塊など、昨年1年間で数百件の落下物がある。車や家屋に当たれば被害が生じる」と述べ、川崎市のコンビナートで働いた男性も「コンビーナートにはナフサやガソリンなど大量の危険物が貯蔵されている。落下物で配管に穴が開けば大火災になりかねない」と語りました。

集会は「危険な増便・新ルート撤回へあらゆる努力を惜しまない」とのアピールを採択しました。

日本共産党の山添拓、社民党の福島瑞穂両参院議員、無所属の松原仁衆院議員、共産党の藤田りょうこ都議らが紹介されました。

(2019年12月20日付「しんぶん赤旗」より)