総選挙で日本共産党の選挙ボランティアに参加した人たちに、活動を報告し、感謝を伝えるとともに、感想や反省を交流しようと、東京ボランティアセンターの報告会が2月18日、渋谷区内で開かれました。

比例東京ブロック候補だった宮本徹氏はあいさつで、「東京で共産党と書いてくれる方が、あと1万9883人いれば、共産党の2議席目が得られた。30の小選挙区でいえば1選挙区あたり700票ほどだった。さまざまな方に猛烈に応援していただいたのに、届かず悔しい限りだ」と振り返りました。
そのうえで、「小選挙区制のひずみで自民党が巨大な議席を得た現在の国会をみると、悔しがっている場合ではないと、ますますファイトを燃やしている。議席は小さくなってしまったが、日本社会で果たすべき共産党の役割はいよいよ大きくなる政治状況だ。みなさんと一緒に、声をあげていきたい」と語りました。
同じく比例東京の候補だった谷川智行氏は、「タックス・ザ・リッチ(富裕層に課税を)の訴えをはじめ、声が届いたところでは、ここに希望があると、期待が広がった。ひどい政治が行われようとしている中で、多くの人と連帯して頑張りたい」と語りました。
ボラティアセンターの活動報告では、のべ614人がボランティアとして参加し、短期決戦だったにもかかわらず、前回の総選挙の500人を超えたと紹介。政策を書いたプラスターを掲げる活動などの様子を写真で振り返りました。
また、SNSで動画を拡散するための素材置き場には、33個の動画を置き、さまざまな形で活用されました。東京ボランティアセンターと別に、各地域が開設したセンターが、活発に活動したことも今回の特徴だったといいます。
国民の期待とずれ
センター長を務めた山添拓参院議員が、選挙後の国会などの状況を報告しました。
高市首相が「国論を二分する政策を進める」と言いながら、選挙中の党首討論はキャンセルし、党首インタビューも代理で対応し続けたことに「議論から逃げたと言わざるを得ない」と批判。選挙後の世論調査で、憲法改正を求める人は4%にとどまるなど、「高市政権が前のめりで進めようとしている政策と、国民の期待には、大きなずれがある。この期待は、いずれ、行き場を失う」と指摘し、国会内外での世論づくりと運動に取り組んでいく決意を語りました。
共産党見せる活動
参加者が、グループに分かれて選挙戦の感想などを交流しました。このなかでは、「『〇〇反対』『悪政』など、共産党の文化のなかでは当たり前の言葉も、外から見ると攻撃的に映るのでは」(男性)、「憲法などといっても、とても遠いことと感じる人が多い。身近なところから対話していくには、どうしたらよいか」(女性)など、さまざまな意見や、活動の感想が寄せられました。
グループ交流に参加した、宮本、谷川、山添の各氏が最後に、感想を語りました。このなかで、山添氏は、「総選挙は、政権の側が、自身に圧倒的に有利なタイミングで仕掛けてくる特殊な選挙戦になる。選挙と選挙の間で、世論を耕し、日本共産党の姿を見せていく活動を工夫していきたい。お互いに知恵と力を集めていきましょう」と呼びかけました。
