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乱開発からまちを守ろう 33団体が集結しシンポ

 住民を追い出し、大量の樹木を伐採して進むタワーマンション建設、住宅隣接地でも法的問題はないと強行される巨大データセンター建設―。住民合意もないまま都内各地で相次ぐ大規模開発から自然や住環境を守ろうと、33の市民団体が集結して「未来の東京を一緒につくるために 緑とくらしを守るシンポジウム」が17日、専修大学神田キャンパス(千代田区)で開かれました。実行委員会と専修大学「トポスと環境」研究会が共同開催しました。

パネル展示し情報交流

 西川直子氏(神宮外苑を守る有志ネット)が主催者あいさつ。「再開発や大型公共事業により先人が築いてきた歴史、文化、自然が次々と破壊されている。東京で緑、環境、生活、人権を巡って何が起きているのかを明らかにし、今後の展望を語りたい」と述べました。
 実行委員会に参加する、森愛(立憲民主党系)、原田あきら(共産党)、上田令子(自由を守る会)、漢人あきこ(グリーンな東京)の各都議を紹介。原田都議は「これまで各地で奮闘してきた団体が一堂に会しています。この日をスタートに東京の街づくりの政治が変わっていくことを期待します」とあいさつしました。
 再開発で歴史ある建造物が壊され樹木の伐採も進む日比谷公園、高架化計画で住民が立ち退きを迫られる西武新宿線、樹齢100年の木々も伐採する明治神宮外苑の再開発、トラブルが相次ぐ東京外環道の大深度トンネル建設、防災の名で進める特定整備路線の整備など、問題に関わる都内各地の団体が登壇。取り組みについてスライドを紹介しながら各2分半で報告しました。

地域に支えられた
運動が街を変える

 建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞受賞者の山本理顕氏が基調講演し、政治を変える重要性を強調。専門家3氏を加えてパネル討論が行われました。山本氏は「みなさんの活動に賛同する」とエールを送り、「もう少し視野を大きく持ち、地域住民のことも考えて活動してほしい」と助言。
 中央大学教授の石川幹子氏は「報告は一人ひとりの思いが詰まっていて、集まったことで世界が広がったような気がする。(外苑再開発で)樹木が切り倒されどん底まで落とされたが、立ち上がる希望はある」と語りました。
 埼玉大学名誉教授の岩見良太郎氏は「最近は個人主義的な運動に走りがちと心細く思っていたが、住民運動は今なお力強く続いていることに感動し、力づけられた。コミュニティーに支えられた運動が街を変えられる」。
 横浜商科大学学長の原科幸彦氏は「皆さん苦労しているが、行政のひどさが良く分かった。行政は情報公開せず、計画が決まってから公開するやり方は50年以上前から変わっていない。若者を引き込んで連携してやってもらいたい」と述べました。
 会場では、各団体がパネル展示を行い、参加者と交流し、情報を交換していました。

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