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高市政権 暴走止める反転攻勢を 総選挙 自民が3分の2占める

 第51回総選挙(総定数465)が8日、投開票され(投票率56・26%=小選挙区=、前回比2・41ポイント増、都内59・16%、前回比3・10㌽増)、日本共産党(公示前8議席)は比例東京ブロック(定数19)で田村智子同党委員長が再選しました。全国では前回8議席から4議席に後退。オール沖縄の赤嶺政賢氏(沖縄1区)は落選し、共産党唯一の小選挙区の議席も失いました。一方、自民党は公示前の198議席から316議席に大幅に増やし、戦後初めて単独で総定数の3分の2を超える議席を獲得。自民・維新の連立与党では、計352議席と公示前から120議席増となりました。

共産4議席、田村氏再選

 日本共産党は比例ブロックで田村委員長のほか、塩川鉄也(前)=北関東=、畑野君枝(元)=南関東=、辰巳孝太郎(前)=近畿=の4氏が当選しました。
 日本共産党は立憲民主党が公明党に取り込まれるなど、政治が右へ右へと流れるもとで、「憲法を真ん中にすえた共同」を呼びかけました。また、暮らし、平和、人権で「国民のためにブレずに働く」をキャッチフレーズに、大株主・大企業応援、米国いいなりの自民党政治の転換を訴えました。
 今回の総選挙は、衆議院の任期の3分の2を残す中、高市早苗首相が1月19日に突然、通常国会冒頭(23日)の解散を表明。その背景に自民の政治資金を巡る疑惑や統一協会との親密な関係が浮上し、通常国会での追及を恐れたためだとの指摘があります。その結果、解散から投開票まで16日という戦後最短の選挙戦となり、論戦のための十分な時間もないまま投票日を迎えました。
 加えて自民・高市首相は具体的政策を語らず、NHKの党首討論を直前にキャンセルするなど論戦を徹底的に避け、「高市早苗でいいのかを国民が決める選挙」という偽りの〝争点〞を押し出すことで、「高市旋風」を巻き起こすことに成功。政権の高支持率を背景に316議席を獲得し、裏金問題で前回非公認で落選した元職を含めて〝裏金議員〞43人を公認し、当選者も相次ぎました。

虚構の多数
 同時に得票は36・7%(比例)しか得ていないのに、議席は総定数の68%を獲得するという「虚構の多数」をつくり出す小選挙区制度の〝からくり〞が圧勝を後押しした形です。

中道は3分の1に
 立憲民主党はこれまで掲げてきた公約を投げ捨て、公明党の政策を丸呑みし、「中道改革連合」に合流。安保法制や原発、企業・団体献金も容認に転じ、従来の支持層の離反を招きました。結果は公示前の167議席から49議席へと3分の1以下に激減しました。
 参政党は公示前2議席から15議席に大きく伸ばし、国民は27から28議席の微増でした。前回8議席を獲得した、れいわは1議席に後退、社民党は議席を獲得できませんでした。

東京の結果
共産党は1議席

 東京の比例(定数19)で2議席を目指した日本共産党は、得票を前回より約9万票、率で1・9㌽減らしました。比例で2議席目を目指した宮本徹氏は、わずか2万票ほど届かず、復活はなりませんでした(表)。
 自民党は裏金議員6人を含む30の全小選挙区で当選。議席を独占する結果となりました。比例で前回より74万8000票、得票率で9・5㌽増やし、8議席分を獲得。比例の得票率は33・1%で、小選挙区と合わせた議席は総定数49の77・6%を占めるはずでした。
 しかし比例候補者32人のうち小選挙区重複立候補者29人全員が小選挙区で当選したため、比例区当選者は3人。残り5人分は公職選挙法の規定で、中道2議席、国民民主党、参政党、チームみらいに各1議席が割り当てられました。
 中道は比例で5人が当選しましたが、上位3氏は公明出身、残り2議席が立憲出身です。

3氏が報告街宣
 「平和、暮らし、人権、民主主義の旗を高く掲げ、たたかっていこう」。日本共産党の田村智子委員長と比例候補でたたかった宮本徹、谷川智行両氏は9日、選挙結果を受けて新宿駅東口で報告街宣に立ち、支援への謝意とともに新たな決意を力強く表明しました。
 田村氏は「超短期決戦」の中で議席を減らし、比例で宮本氏の議席奪還に力及ばなかったことを謝罪。「党内外の意見に真剣に耳を傾け、捲土重来を果たしたい」と表明。自民党が衆議院の3分の2の議席を占めた状況を「戦後、かつてない危険な状況」と指摘。「だからこそ本気で立ち向かっていく」と述べ、戦争国家づくりに立ち向かう共同を呼びかけました。
 選挙戦で高市首相は憲法改正について一言も語っていないとして、「改憲へのフリーハンドを与えてはならない」と主張。党委員長の責任として▽国会内で高市政権に立ち向かう▽国会内外で共同を広げる▽若い人の中に日本共産党をつくる―の3つを挙げ、「国民の中にある平和、民主主義への願いに応える共産党は、なくならない。絶対に不滅です」と力強く宣言。反転攻勢、捲土重来に向け、日本共産党への入党を呼びかけました。

宮本氏
市民の中で頑張る

 宮本氏は多くのボランティアや支援者から激励を受けた選挙だったと振り返り、国会に戻れなくても市民運動を盛り上げて公約実現のために粘り強く頑張ると決意を表明。「日本共産党の良いところは諦めず、ぶれず、粘り強く、不屈に頑張り抜くところにある」とし、高市政権の改憲や患者負担増、武器輸出、大軍拡に立ち向かうと宣言。
 「力を合わせて暴走を許さないために、新しい共同を一緒につくり、押し返していきましょう」と呼びかけました。

谷川氏
熱い支持に確信

 谷川氏は日を追うごとに「富める者に課税を」「憲法を守ろう」という政策に熱い支持が寄せられたことに確信を持ったと強調。企業団体献金も政党助成金も受け取らない共産党だから「富める者に課税を」と主張できるとし、「富の一極集中にメスを入れ、暮らし、命を守る政治を実現するために頑張ります」と力を込めました。

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