担い手広げ3選必ず 東京選挙区 吉良候補、宣伝の先頭に

東京都で日本共産党は、比例代表100万票の獲得で小池晃書記局長(65)はじめ5氏の勝利と、東京選挙区(改選数6)で吉良よし子議員(42)の3選を目指します。
直前の都議選で共産党は48万9084票(候補者を擁立した24選挙区の得票率12.18%)を獲得。比較可能な選挙区の合計で前回2021年都議選時から得票率で3.65㌽減らし、議席が後退した一方、選挙の性格が異なるため単純な比較はできませんが、昨年の衆院選比例代表の得票から4.23㌽押し戻しました。
都議選で過去最低の議席数となった自民党(19年参院選で当選2)が現職と新人を擁立。都議選で前回比4議席減の公明党(同1)は新旧交代を図ります。
立憲民主党(同1)は現職と新人を公認。維新(同1)は元職を擁立します。
都議選で9議席を得た国民民主党は新人2人、3議席を得た参政党も新人1人を擁立。れいわ新選組も新人1人が立候補を予定するなど、主な政党だけで10人以上がひしめいています。
各党が「共産党は大丈夫」と流す中で、共産党都委員会は「現状の取り組みのままでは厳しい結果になる。担い手を広げ、『比例は共産党』の波を起こしてこそ選挙区でも勝利できる」と、宣伝や要求対話、SNS発信を呼びかけています。
(「しんぶん赤旗」2025年7月1日付より)