米軍横田基地「東京大集会」

米軍横田基地がある東京都福生市で23日、「横田基地にオスプレイはいらない東京大集会」が行われ、約650人(主催者発表)が「横田基地はいらない」「平和を守ろう」と訴えました。主催は労働組合や平和団体などでつくる「オスプレイ反対東京連絡会」。
主催者を代表してあいさつした東京地評の矢吹義則議長は「オスプレイの配備は横田基地の問題だけでなく、日本全国の問題だ。欠陥機のオスプレイを飛ばすことは許されない」と強調。高市早苗政権の大軍拡への暴走を市民の力で止めようと訴えました。
各分野の団体代表がスピーチしました。立川革新懇の井出由美子さんは、有害物質のPFAS(有機フッ素化合物)が横田基地から流出したと指摘。周辺住民の血液検査でPFASが検出されたとして「命を守る水が汚染されたことは、許せない」と批判しました。
東京土建の石村英明副委員長は「建設産業の労働者は侵略戦争で徴用、動員され、戦場にしかばねを重ねてきた。戦争と建設産業は相いれない。平和でこそ私たちの暮らしと平和が守られる」と主張しました。
集会は「空にも街にも子どもたちの未来にも、オスプレイと爆撃機はいらない」とするアピールを採択しました。
日本共産党の山添拓参院議員が連帯あいさつし、立憲民主党東京都連のメッセージも紹介されました。
(「しんぶん赤旗」2025年11月24日付より)

