党派・立場超え福手都議応援

文京区で演説 山添氏訴え

「誰より若者の痛みわかる」「市民温かく支える議員」

街頭演説で手を振る福手都議(中央)、山添政策委員長(左端)ら=6日、東京都文京区(しんぶん赤旗提供)

日本共産党の福手ゆう子都議を再び議会に送ろうと、党文京地区委員会が6日、文京区内で街頭演説を実施し、福手氏と山添拓政策委員長・参院議員が訴えました。大学名誉教授や立憲民主党区議、元無所属区議も、福手氏の応援でマイクを握りました。

雨が降る中、地下鉄駅前の交差点では数十人が傘を持つなどして演説を聞きました。

福手氏は「物価高の中、『スーパーのレジに並ぶのが怖い』という声を聞く。消費税の減税を求める声も、今までにないほど寄せられる。都議選と参院選は世論で政治を動かすチャンスになる」と述べました。

また都議会で住宅政策を繰り返し取り上げてきたとして、「誰もが安心できる住まいを確保することが、権利として保障される東京都に変えていきたい」と語りました。

山添氏は「暮らしの困難が本当に深刻。誰にも負担軽減となる抜本的な経済政策が求められる。やはり消費税減税。国会でも都議会でも共産党を大きくしてほしい」と述べました。

応援演説に立った武尾実・東京大学名誉教授は、財界・デベロッパー優遇の再開発計画の中で住宅価格が高騰し、学生が都内のキャンパス近くに住むのが難しいと指摘。「庶民が住み続けられ、学生が学ぶ拠点を持てる文京区にするために、共産党都議団を大きくしよう」と語りました。

立憲民主党の沢田圭司区議は、区議時代の福手氏について「若者の痛み・苦しみを誰よりも肌で感じる議員だった。福手氏なら若い世代のための政治ができる」。松下純子・元無所属区議は「福手氏の友人としてここに来た。共産党と聞くとハードルが高い人もいると思うが、福手氏と会って話してほしい。困りごとを抱える市民を温かく支えてくれる人だとわかると思う」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2025年5月7日付より)

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