「最低賃金引き上げや学費半額を訴える山添拓さん(参院東京選挙区候補)を落とせない」――東京の青年・学生は各地で奮闘を広げました。
街頭宣伝は、おかえりなさい宣伝など446回とりくみました。
学生の足止まる
大田地区の青年後援会は「2人以上集まれば必ず宣伝」と連日打って出て、6月22日の公示日までに200人と対話しました。「選挙は行かない」といっていた高校生は、政治にやってほしいことをシールアンケートで聞くと、「バイトの時給1500円に」「家が大変で、お小遣いがないので消費税5%(に賛成)」と話し、「税金を、軍事費ではなく暮らしのために使うのが共産党」と紹介すると「知り合いに渡します」とチラシを3枚もって帰りました。
6日、山添候補が訴えた早稲田大学前では次々と学生の足が止まり120人の聴衆に。ツイッターで知って参加した著名な音楽プロデューサーの姿もありました。「学費無償化の山添さんの演説を聞いて、今日は友達を連れてきた」という学生や、「自民支持の友達に知らせたい」という青年もいて、担い手が広がる手応えを感じました。
選挙戦最終日(9日)の新宿駅西口はサポーターや勝手連を含む2500人でしめくくり、勢いを示しました。
決起を広げる民青独自のとりくみも大事でした。最後まで「日本共産党と一緒に政治を変えよう決議」にこだわりました。最終的に96%の民青班で決議があがり、約半数の同盟員が賛同しました。
党の世代的継承
北多摩中部地区ではすべての班で決議があがりました。最後に賛同したのは「民青をやめたい」といっていた学生でした。ロシアのウクライナ侵略や野党共闘の現状を憂え、「社会が変わる展望が見えないから(決議には)白票」と話していましたが、日本共産党の躍進がいかに大切かを同盟員が語ると支持を約束し再び班会議に参加することになりました。
八王子地区ではLINE(ライン)で27人の友人に支持をよびかけて20人が好意的な反応を返してくれた同盟員や、学費を賄えず大学進学をあきらめ、非正規雇用で働いている地元の友人に比例の支持を広げた班員、ふだん班会議に参加していない人が3人に支持を広げてくれるなどの経験が生まれ、周囲を励まされました。
参院選では329人が山添事務所でボランティア登録するなど、これまでになく多くの人と新しく結びつくことができました。ほとんどが山添さんの国会質問を動画で視聴して「絶対に落とせない」「居ても立っても居られない」と参加してきた人です。さらに分厚いサポーター、後援会へと働きかけを広げ、党の世代的継承も進めていきます。
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(「しんぶん赤旗」2022年7月17日付より)