大激戦となっている総選挙(31日投票)での勝利にむけて、日本共産党の志位和夫委員長は25日、東京都北区で演説し、「池内さおり候補(比例重複)を東京12区から国会に押し上げてください」と訴えました。
東京・北区
東京都北区で志位氏は、池内候補について「2014年の初当選後、最初に取り組んだ質問がLGBTの権利を守る質問でした。予算委員会でこれを正面から取り上げたのは、池内さんが初めてでした」と紹介。また党東京都委員会のジェンダー平等委員会責任者として、「痴漢ゼロの東京をつくろう」と発信をしてきたことに触れ、「ジェンダー平等は、総選挙の大争点になっています。池内さんに、国会に戻ってもらい、思う存分活躍してもらおう」と力を込めました。同時に、「比例代表は、日本共産党を広げ、現有2議席を絶対確保し、3議席を奪還し、4議席に挑戦を」と訴えました。
志位氏は、「四つのチェンジ」をくわしく訴え。その上で12区では公明党が相手候補だとして、「公明党は『自公連立20年』といいますが、暮らしはよくなりましたか。医療も介護も年金も、削る一方ではないですか。『福祉の党』の看板も、『平和の党』の看板も、大臣のイス欲しさですべて投げ捨てたのが公明党です」と批判し、「この党に負けるわけにはいきません。みんなで力をあわせて、池内さんを12区から国会に押し上げてください」と訴えました。
池内候補は「12区から政権交代。市民と野党の共闘で、真っ黒黒塗りの政治を終わらせよう。みんなの声でカラフルな政治の実現を」と語り、「男女賃金格差の是正はまったなし。ジェンダー平等、一緒にすすもう。選挙区から勝ち上がらせてください」と力を込めました。
応援に駆け付けた立憲民主党の川田龍平参院議員は「今回の総選挙は政権選択の選挙、未来を選択する選挙です」「選挙で日本を変えよう。東京12区は、池内さおりさんを勝たせてください」と語り、性暴力被害を取材するライターの小川たまかさんは、男女の賃金格差や意思決定の場に女性が少ないなどの問題があるとして、「女性問題は政治の問題です。池内さおりさんのような政治家が社会を変えます。池内さんに1票を」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2021年10月26日付)