「困り事はいつでも相談を」/板橋区 とくとめ都議 住民要求聞く

住民から話を聞く(左から)山内区議、とくとめ都議=13日、東京都板橋区(写真提供:しんぶん赤旗)

日本共産党の、とくとめ道信都議は13日、山内えり区議とともに、東京都板橋区の大山駅周辺の商店や住民からコロナ禍や道路建設問題で話を聞きました。

ハッピーロード大山商店街では、「昨夏は学校で水泳の授業が中止になり、水着や水泳帽が売れず、減収になった」など、衣料品や靴、布団などを扱う、協力金・支援金の支給対象外の商店から”悲鳴”が上がりました。協力金の支給を受けた飲食店からも「時短営業だし、お酒は提供できないし、厳しいです。対策が後手後手だ」との批判が聞かれました。

とくとめ都議は「お店を続けるための十分な補償が必要です。お困り事はいつでも相談を」と応じ、「今はワクチン接種や検査の拡充など感染対策に全力を注ぐ時。五輪は中止しかないと思うんです」などと話しました。

同地域では、商店街を分断する、都の道路(特定整備路線・補助第26号線)建設が、線路の高架化や再開発事業と一体に強行されようとしています。自宅の約12m先に地上25階建て(高さ約95m)のタワーマンション建設が計画されている住民は、現在の解体工事による振動で「家が揺れる」と耐えがたい苦痛を訴えました。

日本共産党は「住民の納得と合意の得られないまちづくりは撤回を」と求めています。道路建設区域に住む男性は「とくとめさんは道路問題で一生懸命やってくれている。お願いのしっぱなしだ。今後も大いに頑張ってもらわなければ」と激励しました。

(2021年6月15日付「しんぶん赤旗」より)