質疑する和泉都議=23日、都議会(写真提供:しんぶん赤旗)

無症状感染  把握急げ

日本共産党の和泉なおみ都議は23日、都議会予算特別委員会でコロナ対策の検査の抜本的拡充を求めました。

和泉氏は新規感染が増加傾向にあることを示し、小池百合子知事の責任を問いましたが、小池氏は責任に触れず、都民の自己責任第一の態度を示しました。

和泉氏は無症状感染者を把握するための検査を1日何件見込んでいるのか質問。初宿和夫健康危機管理担当局長は件数を示しませんでした。和泉氏は東京で1日万単位のモニタリング検査を行うよう求めました。

医療・福祉施設でのクラスター発生を防止する検査について、和泉氏は葛飾区で施行されることは前進だとしたうえで、速やかに全都に広げる必要があると述べて都の認識をただしました。初宿氏は「戦略的に展開する」と答えました。

和泉氏は変異株のスクリーニング検査の実施割合が低迷し続けていることを指摘し、陽性者全員への検査を求めましたが、初宿氏は「40%をめざす」と答えるにとどまりました。

和泉氏は、政府の基本的対処方針等諮問委員会の尾身茂会長が変異株検査拡大について「技術的な問題は主たる障害にならない。意思を持てば可能だ」、社会的検査について「1回だけではほとんど意味がない」と指摘していることを紹介し、都として検査拡大に真剣に取り組むよう強調しました。

(2021年3月25日付「しんぶん赤旗」より)