都民の命救いたい/星見てい子(現)目黒区(定数3)

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星見てい子(現)目黒区(定数3)

「もう、自分で自分を始末するしかないと思っていた」―。私が西小山駅前で「独りで悩まず、困った時には日本共産党へ」と訴えた直後、50代の男性が近寄り、こう訴えてきました。この人は派遣切りを受け、貯金もなくなり、アパートの更新月に。「誰にも迷惑はかけられない」と思い詰めていました。

街には、コロナ禍で苦しむ都民があふれているのに、小池百合子知事は「都民のみなさんのご協力を」ばかりで、生活を支える保障がありません。石原都政以来、自民党によって持ち込まれた新自由主義で、命も暮らしも「自己責任」を押し付けられています。

私は税理士や労働組合と協力して、定期的に「コロナ支援相談会」を開いています。国・都の給付金・協力金をあきらめていた自営業者の150件を超える申請をお手伝いし、対象拡大や第2弾、第3弾の給付金実施を国に要求してきました。命と暮らしを守るのは政治の責任です。

前回は自民党現職2人を落選させ、共産党都議の議席を16年ぶりに復活しました。再び勝ち抜き、都政を変え、政権交代への流れをつくるため奮闘します。

ほしみ・ていこ
都議1期。北海道教育大学卒。

(2021年3月20日付「しんぶん赤旗」より)