【日曜版10月18日号】菅政権 日産融資に“特別”扱い / ジェンダーの視点で歴史を読み解く

「しんぶん赤旗」日曜版10月18日号

菅義偉首相の地元、横浜市に本社がある日産自動車への融資に、焦げ付けば税金で肩代わりする1300億円もの政府保証を特別に付けました。他方、日産下請け企業に“救済”はなくリストラが…。下請け労働者は「菅政権は日産には『公助』で、国民には『自助』を強いるのか」と憤ります。

日本学術会議をめぐる任命拒否問題。菅首相は同会議推薦の名簿を「見ていない」と言いだすなど、説明が二転三転しています。任命拒否された岡田正則・早大教授は「政府は経緯と理由を明らかにせよ」、大西隆・学術会議元会長は「(菅政権は)国民の目をごまかしているようにも見える」と批判します。

国立歴史民俗博物館で、ジェンダーの視点で古代から現代の歴史を読み解く初の企画展を開催中。展示代表の横山百合子さんが解説します。

作家の赤川次郎さんが「僕は読者に幸せになってほしいし、そういうものを書いていきたい」と語ります。

大阪市廃止の是非を問う住民投票に、若者や学者・文化人らが「反対」の声を広げています。スポーツは日本初の女子プロサッカーリーグの初代チェア・岡島喜久子さん。

選挙運動に従事した地元有権者を「桜を見る会」に招待…。安倍晋三前首相による“買収”疑惑を追います。

「ひと」は演出家の宮本亞門さん。

(2020年10月17日付「しんぶん赤旗」より)