多摩川流域 治水対策を/山添拓議員・住民らが国に要請

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山添拓参院議員

山添拓参院議員 

日本共産党の山添拓参院議員はこのほど、国会内で、昨年の台風で甚大な被害が発生した多摩川流域における今後の治水対策について国土交通省から説明を受けました。

里吉ゆみ都議会議員、川上耕一党世田谷地区常任委員、「多摩川の浸水被害を考える会地元有志」の住民が参加しました。

山添議員は「昨年の台風被害を受けて策定された緊急対策プロジェクトでは、上流の狛江市や下流の大田区では浚渫(しゅんせつ)を行うのに、被害が大きかった世田谷区では行わない計画となっていることが不安を招いている」と指摘。

里吉都議は「河川整備については都の予算も減り続けてきた。これを機に見直していくべきだ」と求め、住民からは「川はすぐ土砂がたまる。浚渫をちゃんとやってほしい」「支流はあふれなかったが内水氾濫が起きた。支流との合流地点も対策を」などの意見がありました。

国交省は「流域全体を通して対策を考えている。都や関係自治体とも連携して取り組みたい」と応じました。

(2020年7月4日付「しんぶん赤旗」より)