「安倍9条改憲ノー」市民と野党が板橋大集会

東京都板橋区で29日、「安倍9条改憲NO!板橋大集会」が開かれ、約800人が参加しました。

思想・信条を超えて個人が集まる「許さない!戦争法オール板橋行動」が主催。

集会後、参加者は2コースに分かれ「安倍政権は今すぐ退陣」「改憲発議絶対止めよう」などのコールに合わせてピースパレードを行いました。

「平和憲法を生かそう」とパレードする集会参加者たち=29日、東京都板橋区内(「しんぶん赤旗」提供)

主催者あいさつで代表の中本源太郎さんは「非軍事で平和を達成するのだという憲法のタガを外させてはいけない。自衛隊統合幕僚監部の3等空佐が、国会議員を国民の敵と罵倒したことに、(戦争する国の)恐ろしさを垣間見ることができる」と述べ、安倍9条改憲反対の3000万人署名に力を尽くそうと呼びかけました。

超党派の多様な市民が集まって2015年に初開催された同集会は、4回目の今回も住職や弁護士ら7人がスピーチしました。

日本共産党や立憲民主、社民、自由、生活者ネットワーク、新社会の各政党の代表が参加し、
「9条を掲げた日本の外交こそ北東アジアに平和をもたらす。政治に信頼と正義を取り戻そう」(共産党・池内さおり前衆院議員)
「市民と野党の本気の共闘で政権を変えよう」(自由党・渡辺浩一郎元衆院議員)などと連帯のあいさつをしました。

(2018年4月30日付「しんぶん赤旗」より)