日本共産党東京都委員会が「3000万署名」呼びかけ

9条改憲反対の署名を訴える人たち=22日、東京・新宿駅西口
(写真)9条改憲反対の署名を訴える人たち=22日、東京・新宿駅西口

「9条守れ」の声を全都に広げよう―。日本共産党東京都委員会は22日、全都いっせい宣伝に取り組み、9条改憲に反対する「3000万署名」を呼びかけました。

夕刻の東京・新宿駅西口での行動には、山添拓参院議員、曽根はじめ、藤田りょうこ両都議、谷川智行都副委員長、原純子同常任委員らが弁士として参加。次々とマイクを握り「いま必要なのは憲法を変えることではなく、憲法をきちんと守る政治を実現すること」(谷川氏)、「憲法を壊し戦争への道まっしぐらの安倍政権を一刻も早く終わらせよう」(原氏)、「海外に出かけて武力を使う自衛隊は誰も望んでいない。殺し殺される自衛隊にしてはいけない」(山添氏)と話し、署名への協力を訴えました。

小雨の中、若いお母さんや会社帰りの人らが足を止め署名しました。小平市の男性(54)は「自衛隊を憲法に書き加える必要はありません。憲法9条があり、戦争しない国が美しい」と署名。川崎市の30代の女性は「北朝鮮問題の武力による解決はやめてほしい」とペンを走らせました。

1時間の行動で53人分の署名が寄せられました。

この日のいっせい宣伝は354カ所で取り組まれました。

(「しんぶん赤旗」2017年11月23日付より)