心配なく学べる社会に
田村・山添氏が訴え/池袋

車上から訴える田村智子参院議員(左)と山添拓山陰東京選挙区候補(右)=16日、東京都豊島区

車上から訴える田村智子参院議員(左)と山添拓山陰東京選挙区候補(右)=16日、東京都豊島区

日本共産党の田村智子参院議員・比例候補と山添拓東京選挙区候補(弁護士)は16日、東京都豊島区の池袋駅東口で街頭演説をしました。米倉春奈都議も参加しました。

田村氏は、戦争法が、日本に危険がなくても米国の戦争に自衛隊の参加を命じるもので、日本を攻撃する口実を他国に与えてしまうと指摘し、反対の声を一緒に上げようと呼びかけました。

また、アメリカいいなり、大企業・財界優先の自民党政治の大本からの転換を求めてきた日本共産党が伸びることが、貧困と格差を広げ、教育予算の削減などを進める安倍内閣の暴走を止める一番確かな道だと述べ、「参院選比例代表で共産党8議席以上を勝ち取り、東京選挙区で山添候補を議会へ送るために支援の輪を広げてください」と訴えました。

山添氏は、教育予算を抜本的に増額し、返済の必要のない給付制奨学金制度を創設し、お金の心配なく学べる社会をつくるために全力で頑張ると語り、国民の声にもとづく政治の実現へ「アメリカにも財界にも遠慮なくものを言える日本共産党を参院選で大きく伸ばそう」と呼びかけました。

演説を聴いた男性(29歳)は「共産党が以前から言っていた自衛隊の軍隊化が現実になろうとしていて怖い。共産党には頑張ってほしい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2016年2月19日付より)