東京・練馬 吉田区長が初登庁

12日投開票の東京都練馬区長選で初当選した吉田健一新区長(59)が20日に就任し、区役所に初登庁しました。吉田氏は就任あいさつで「区民の声を聴く練馬区をつくっていきたい」と述べました。
吉田氏は午前9時半ごろ、区役所に登庁。多くの区民が駆け付け、吉田氏に花束を手渡し、「がんばれ」「応援しています」などと声をかけました。
「以前は区政が身近に感じられなかった」という50代の女性は「吉田さんは、子どもたちが暮らしやすい街をと訴えていた。自分も子育てをしていて身近に感じた。吉田さんは区民の声を聴いて区政を進めると言っていたので、一つ一つ丁寧に区政を進めてほしい」と語りました。
吉田氏は庁内で記者会見し、前区政による150億円超の区立美術館再整備計画について、建築費の高騰や工期の長期化を指摘。「白紙に戻し、今の施設を有効に使っていきたい」と表明しました。
多額の財政をつぎ込み、住宅の立ち退きを含む稲荷山公園の整備計画については「一度立ち止まり、住民の声をよく聴いていきたい」と述べました。
街づくりのあり方については「練馬区に引っ越してくる人は、静かで緑が多いから来る。静かで緑の多い環境を守っていきたい。農地をできるだけ減らさない方向を考えたいし、穏やかな街を維持したい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2026年4月21日付より)

