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水素船 脱炭素貢献できぬ

東京 とや都議が指摘

質問する、とや英津子都議=2日、都議会環境・建設委員会(写真は「しんぶん赤旗」提供)

 日本共産党の、とや英津子東京都議は2日の都議会環境・建設委員会で、都が「災害時に物資・人員を輸送」とする水素混燃エンジン船2隻の製造契約案について、「脱炭素に貢献できるものではなく、コストと効果の十分な検証もない」と指摘しました。

 とや氏は、これまでに製造された同規模のディーゼル船に比べ水素船の契約金額が約3倍だと指摘。燃料として活用する水素は現在、多くが海外で化石燃料から製造され、運搬時にも化石燃料を使うため、二酸化炭素(CO2)を排出することを示し、「水素船で、(製造時にCO2を出さない)グリーン水素を活用する見通しはあるのか」とただしました。

 都建設局の斉藤有・河川部長は「水素の供給元は(水素船の)運航開始時点の供給状況に応じて選定する」としただけでした。

 とや氏は、昨年9月都議会で小池百合子知事が「海外からの水素調達を見据える」と述べた一方、グリーン水素を調達すると明言しなかったことを指摘。「高価な水素混燃エンジンを導入しても、脱炭素に貢献できるとは言えない」と批判しました。

 とや氏はまた、善福寺川沿い(杉並区)に建設を計画する地下調節池(総事業費1557億円)について「住民のしらないところで検討され、低層住居専用地域に高さ11メートルもの防音壁を造るもの」と指摘。水害対策なら細やかな貯水槽や川のバイパス工事、雨水を地下に浸透させる透水性舗装の方が早く安く対応できると強調しました。

(「しんぶん赤旗」2026年3年4日付より)

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