吉良候補に高校生拍手 東京・中野で宣伝

私立大学の入学金の二重払いをなくせるかも―。
参院選公示日の3日午後3時すぎ、東京都中野区のJR中野駅北口の街頭演説。日本共産党の吉良よし子参院東京選挙区候補が「政治が動いた」と、6月に文科省が私立大学に入学金の二重払いを改善するように通知を出したことを伝えました。その瞬間、目の前を歩いていた下校中の高校生から拍手が起こりました。
吉良候補は、通知文の中に入学金が学生や保護者の負担になっていることが「国会等においてたびたび指摘されている」と、国民の声と自身の質問が国を動かしたと紹介。「ここで終わりにできない」と入学金廃止、学費値下げなど教育予算の拡大を訴えました。
駅前広場は学生など人が途切れず、「赤旗」号外のビラが次々手渡され、みるみる人垣ができました。
就活中の女性2人は「政治にやってほしいことは家賃引き下げ。消費税も下げてほしい」とシールアンケートを持った党員に話しました。参院選で自公を少数にすれば政治は変えられますよと対話に。2人は「吉良さんを応援します」と話しました。
「貼っていいですか」と若者が駆けよりシールアンケートの「消費税5%減税」と「財源は大企業・富裕層への減税見直し」にシールをペタ。若者はこの街宣で初めて吉良候補を知ったといいます。
東京で比例100万票、吉良候補勝利をめざす党中野地区では今回の街頭演説を「最大規模の結集で盛り上げよう」と、支部、党員が「赤旗」読者や知人への声かけ、SNSも活用して参加・協力を広げました。
(「しんぶん赤旗」2025年7月5日付より)