自民裏金追及 論戦力抜群の白石さんを都議会に

小池書記局長が訴え 東京・品川

声援に応える(左から)小池晃、白石たみおの両氏=7日、東京都品川区(しんぶん赤旗提供)

 小池晃書記局長(参院比例予定候補)は7日、東京都品川区のJR大井町駅前で街頭演説し、4期目をめざす白石たみお都議(品川区、定数4)の必勝と、続く参院選での比例予定候補5人と東京選挙区での吉良よし子議員の必勝を力強く訴えました。

 白石氏は全ての都民に光をあてる都政をめざすとして「議席を失うわけにいかない」と述べ、都議会自民党の裏金問題を批判し、暮らしを支える共産党の提案の実現を訴えました。

 「品川は最激戦区だ。議席を失う可能性もある。そんなわけにいかない」―小池氏は、共産党はじめ野党6会派が政治資金パーティーを自主的に禁止する条例案を共同提出したことを紹介。共産党都議団の政調会長として裏金問題追及の先頭に立ってきた白石氏が賛成討論に立ったが、自民党、都民ファーストの会、公明党が反対して否決されたと述べ、「真相解明にふたをしようとしている」と批判しました。

 小池氏は、白石氏が都による、お台場への巨大噴水建設計画を巡り、海水を吹き上げれば桜が枯れてしまうと屋台船から上がっている不安の声を突きつけた論戦を紹介。さらに白石氏が都の元幹部職員の天下りや住宅価格高騰問題などを追及してきたと述べ、「論戦力抜群の白石さんを都議会に」と訴えました。

 小池氏は、演説会場の上空を、絶え間なく羽田空港に舞い降りる航空機の爆音が響くなか、同空港の新飛行ルートについて、反対運動に取り組む市民団体の代表も「都議会で一番取り組んでいるのは白石さんだ」と応援していることを紹介し、重ねて必勝を訴えました。


(「しんぶん赤旗」2025年6月8日付より)

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