命守り住み続けられる東京へ

都議選告示目前 党が対話・宣伝

 日本共産党と党後援会は東京都議選告示前のラストサタデーとなった7日、田村智子委員長、小池晃書記局長、市田忠義副委員長ら幹部や予定候補者を先頭に、都議選必勝へ向け全都で、街頭宣伝、対話・支持拡大、要求アンケート、読者・党員拡大に全力で取り組みました。宣伝、対話ではどこでも「コメ高騰、物価高対策頑張って」と声がかかり、「備蓄米はテレビ宣伝やパフォーマンスばかりで手に入らない。自民党は許せない。みんな怒っている」などの声も寄せられました。


北区

応援演説をする(右から)木口さんと、せいの予定候補、曽根都議=7日、東京都北区(しんぶん赤旗提供)

 都議選で北区(定数3)から日本共産党の、せいの恵子予定候補を議会へ送り出そうと、地元の後援会員らは、北区内のスーパー前で街頭宣伝をしました。

 スピーチが始まる前から、せいの予定候補らが「どうも」と住民に声をかけ対話。シールアンケートも行われ、「米がない」「年金が低い」といった切実な声や、「頑張って」といった声が寄せられました。

 消費税をなくす全国の会の常任世話人の木口力さんが応援演説。「党は消費税を引き下げるために奮闘している」「党都議団は野党第1党として野党と都民と一緒に、学校給食無償化などいろいろな要求を実現してきた」と語りました。

 せいの予定候補にバトンを渡す曽根はじめ都議は、都議会自民党の裏金づくりに言及。「清潔この上ない、野党共闘の代表であるせいのさんを送り出してほしい」と訴えました。

 パンフレットを「読むよ」と受け取った買い物客の女性は「減税をしてほしい。これが一番の願い」と語りました。

 せいの予定候補は、「皆さんの一人一人の要求と、声と行動で都政を変える先頭となり『せいのでチェンジ』で頑張りたい」と意気込みました。

文京区

ナースファンクラブの宣伝で沿道に呼びかける福手ゆう子都議(中央)=7日、東京都文京区(しんぶん赤旗提供)

 日本共産党を応援する看護師らでつくる日本共産党東京ナースファンクラブと東京医療労働者後援会は、文京区のスーパー前で福手ゆう子都議の再選を訴えました。宮本徹前衆院議員と千田えみ子文京区議が駆けつけました。

 3人の看護師らがリレートーク。医療・介護の保険報酬が低く物価高騰で経営赤字が広がり、賃金が低いため人材が流出するなど危機的状況を語り、元医療労働者である福手さんへの期待を語りました。

 福手都議は、医療崩壊を食い止めるために都議団が議会で支援を求め続けていることを紹介。「命を守り住み続けられる東京にするために、現場で働く皆さんと力を合わせて全力を尽くす」と決意を語りました。

 千田区議は、都の水道料金値下げは、野党第1党の日本共産党がずっと訴えてきて、他の会派にも働きかけて実現したと紹介。宮本前衆院議員は「福手都議が再選すれば、固定資産税の低減と家賃補助の創設など住まいへの支援に取り組んでいく」と語りました。

 手押し車を押して買い物に来た女性(91)は、福手都議の演説に足を止め「年金生活で暮らしが大変。都議選では共産党に頑張ってもらわないと」と話していました。

(「しんぶん赤旗」2025年6月8日付より)

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