東久留米市長選 ふるたに候補訴え

東京都東久留米市長選(14日投開票)が告示された7日、日本共産党が自主的に支援する、「新しい市政をつくる会」の、ふるたに高子候補(67)=無所属新=は「市民の声が届く市政をつくろう」と呼びかけました。現職の、とみた竜馬氏(48)=無所属=との一騎打ちです。
ふるたに氏は第一声で「困ったことがあっても自己責任と諦めて『市役所に通いたくない』という声がある」と紹介。「生活の苦しさを市役所が支え、市民の声を取り戻す東久留米を目指したい」と語りました。
ふるたに氏は政策で、▽中学校給食は温かい全員給食▽公立保育園の全園廃園計画の見直しと存続▽国民健康保険税の負担軽減▽ゴミ袋料金の値下げーなどを掲げています。
「黒目川を守る会」の須山敦行さんは、現市政が進める黒目川を遮る都市計画道路建設について「市民の声を聞かず建設にひた走っている」と批判。「『自然を守れ』という声のためにも、市民の代表である、ふるたにさんに当選してほしい」と話しました。
同日に実施される市議補選に立候補した、共産党の北村のり子候補も駆け付け「市民の声を聞かない、届かない市政を変えないといけない。ふるたにさんを応援します」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2025年12月9日付より)

