東京都町田市で24日に行われた日本共産党の街頭演説で、市議選(2026年2月8日告示、15日投票)の党候補4氏が訴えた要旨を紹介します。

住民の足を守る 大野まこと候補=新=
この4年間市民の皆さんからの相談に応えてきました。最近は「バスが減って不便」など、交通の相談が多く寄せられます。
国会議員や市議団と一緒に国土交通省へ要請しましたが、予算が少なく支援が不十分です。都や市として支援を実現し、住民の足を守りたい。
コミュニティーバスの充実、都県境を超えるバスでシルバーパスを利用できるようにするなど、市民の暮らしを守る市政に変えるため全力で頑張ります。
教育費削減へ 田中みほ候補=現=
給食無償化に続けて、中学校全員給食が全校で実現しました。物価高騰で給食食材が値上がりする中、保護者の負担なく食材の予算を増やすことも、実現できました。
市民の小さな声を集め、声を聴こうとしない市政を変えてきました。教材費や制服代、宿泊行事代の負担軽減にも取り組みます。
議員に挑戦した原点は小学校教員の経験。子どもたちをきめ細やかに見ることができる学校を、町田市で実現したい。
統廃合させない 細野りゅう子候補=現=
1期目に始まった子ども医療費助成の年齢引き上げを一貫して求め、18歳未満まで拡充できました。補聴器の購入制度も4月から実現しました。
雨漏りやひび割れなど学校施設の修繕も求めてきました。市は修繕費用を削るとして、学校の統廃合計画を進めています。何としてもやめさせたい。
7期28年間、「みなさんと一緒に政治を動かす」ことを実感してきました。市民の声に耳を傾ける政治に変えるため、共産党4人全員を押し上げてください。
悪政立ち向かう とのむら健一=現=(代読)
大型開発を推進し、教育と地域住民の暮らしや豊かな自然を壊す「オール与党」市政の継続を許すわけにはいきません。市民とともに悪政に立ち向かい、暮らしと教育を優先する市政に変えたい。
初当選時から町田駅頭に立ち続けてきました。多くの市民と交流し、失業やホームレスの支援も行ってきました。先日、駅頭で会った人から「来年、頑張ってください」と激励されました。4人の勝利へ全力で頑張ります。
(「しんぶん赤旗」2025年11月26日付より)

