気候危機打開へ 共産党全都一斉宣伝

日本共産党東京都委員会は19日、気候危機打開へ力をあわせようと全都一斉宣伝を各地でおこないました。東京都新宿区のJR高田馬場駅前では山添拓参院議員、大山とも子東京都議団長、宮本徹前衆院議員・東京比例候補がリレースピーチしました。
山添氏は「今年は外に出るのも大変な暑さ。科学者も、この異常気象は人間活動が原因と指摘している。日本共産党は2035年までに二酸化炭素排出量を8割削減し、省エネルギーと再生可能エネルギーを抜本的に強める政策を提案している」と紹介。「大企業の利益優先で石炭火力発電や原発に依存した、自民党政治から抜け出すべきだ」と述べました。
大山氏は「東京都は2030年までに温室効果ガス排出量50%削減を目標にしているが、23年度は前年比0.3%増となるなど、目標に見合う取り組みができていない」と批判。樹木を切り倒し高層ビルを建てる再開発を止めようと呼びかけました。
宮本氏は「化石燃料に依存する大企業の既得権益を守る政治を改めなければ、人類の未来を守る事はできない。企業・団体献金を廃止し、気候変動対策に真剣に取り組む政治に共産党とともに変えていこう」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2025年9月23日付より)