米空軍横田基地を抱える東京都福生市が実施している「航空機騒音調査」によると、4月の飛行回数は1,756回(前月比約42%増)に上り、月間の飛行回数としては2001年度以降で最多となりました。

同基地では新型コロナウイルスの感染者が出ており、住民から懸念する声が上がっています。

時間帯別では、午前7時~午後7時が1,201回、午後7時~10時が545回、午後10時~翌午前7時が10回です。
同基地ではCV22オスプレイやC130J輸送機による飛行訓練が急増。
3月13日以降、定期的に米軍チャーター機が飛来しています。

米国防総省は「運用上の懸念」を理由に基地ごとの新型コロナの感染者数を非公表にする方針を決定しています。

これに対し、「横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会」は4月3日に、横田基地の感染状況などを速やかに情報提供するよう国と米軍に要請しました。

横田基地は4月28日付で「少数名の米海軍兵」が、5月8日付で「サポートチームの少人数」が新型コロナウイルス検査で陽性が確認されたと自治体に通知しましたが、詳しい感染者数は明らかにしていません。

「横田基地の撤去を求める西多摩の会」は15日に横田基地第5空軍司令官などに対し、感染者数などの情報提供や異常な飛行訓練の自粛などを求める抗議文を提出しました。

同会の代表は「コロナ危機で世界が連帯するときに訓練を優先させるのはおかしい。横田基地から感染が広がるのではと住民は戦々恐々としている」と語っています。

(2020年5月19日付「しんぶん赤旗」より)