外苑再開発止めよう

超党派都議会議連が総会

都議会外苑議連の総会=12日、都庁(「しんぶん赤旗」提供)

 「神宮外苑再開発をとめ、自然と歴史・文化を守る東京都議会議員連盟」が12日、都庁で都議選後初の総会を開き、超高層ビルを建設し多数の樹木を伐採する外苑再開発に反対する活動を、市民や専門家と連携して進めることを改めて確認しました。

 岩永康代共同代表(生活者ネット)が「自然を守り、再開発計画に市民との合意や情報公開を求めていく」とあいさつ。漢人明子共同代表(グリーンな東京)が、秩父宮ラグビー場用地の財産処分を認可した文部科学大臣への抗議や、小池百合子知事宛ての要請などの活動を報告しました。

 原田あきら共同代表(日本共産党)が今後の活動について提案。再開発で、秩父宮ラグビー場が多目的イベント施設として、神宮球場もホテル付き施設として建て替えさせることを示し、「付近に高校もある文教地区として、このような商業施設がふさわしいのか問われる。幅広い市民に情報を提供して、再開発反対の世論を高めたい」と述べました。

 総会は新役員を選出。共産党から原田氏が共同代表に、尾崎あや子都議が事務局に選ばれました。

(「しんぶん赤旗」2025年9月13日付より)

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