東京都東久留米市長選(12月7日告示、14日投票)で「新しい市政をつくる会」は21日、会運営委員の、ふるたに高子氏(67)=無所属新=を擁立すると発表しました。日本共産党は、ふるたに氏を自主的に支援します。
ふるたに氏は▽憲法を暮らしに生かす▽中学校の全員給食を行う▽水と緑の豊かな東久留米市をつくる―などの政策を掲げています。
市長選には現職の富田竜馬氏(48)も立候補を表明しています。
ふるたに氏の略歴 埼玉大学卒。埼玉県職員として福祉事務所、児童相談所に勤務。東久留米市で子どもの食料支援活動に取り組む。
ふるたに氏 会見で決意
ふるたに氏は、中学校の全員給食の実施を求める市民の声に現姿勢が背を向けていると指摘。注文弁当方式では、不登校の子どもや、家庭の問題で弁当を注文できない子どもが食事を得られないことを挙げ、「全員給食を実現したい」と述べました。

東京都東久留米市長選(12月七に遅刻時、14日投票)への立候補を表明した「新しい市政をつくる会」の、ふるたに高子氏(67)=無所属新=は21日の記者会見で、「弱い立場の市民と対話し、声を聴く市政をつくりたい」と語りました。
現市政の公立保育園全廃方針に触れ、「子どもの虐待や、子育てに不安を抱える親たちへの対応をきめ細かく行うには、公立保育園が必要」として、廃止計画を中止すると示しました。
重点政策として
▽市民参加で開かれた市政運営
▽水と緑、環境にやさしい街づくり
▽子どもの権利条約を基本に、子どもが生き生きと成長できる学校づくり
▽暮らしと生業(なりわい)の応援
などを掲げました。
(「しんぶん赤旗」2025年10月22日付より)