日本共産党の躍進で希望ある政治を!参議院議員選挙は7/3公示です

困った人の声を原動力に 板橋区(定数5)竹内愛さん

 日本共産党は都議選(6月22日投票)で、14人が当選しました。そのうち現有議席を引き継いだ2人の新人に決意と抱負を聞きました。1回目は板橋選挙区で5議席を10人で争った激戦を勝ち抜き、徳留道信氏からバトンを引き継いだ竹内愛さん(48)です。「東京はもっと愛で変えられる」のキャッチフレーズが話題を呼びました。

新人都議の決意
 ―訴えの手応え、印象に残ったことはありますか。
 最後の一議席を争う本当に厳しい選挙でした。裏金自民党に負けるわけにはいかないとの思いで頑張った党員、支援者の皆さんのおかげで自民党の現職候補や国民民主党の新人候補に競り勝つことができました。
 区議として6期21年、生活相談は3700件を超え、区民の暮らしの大変さをうかがってきました。みなさんが実際に困っていることと、訴えた政策がかみ合っていたという手応えを感じながらの選挙でした。
 例えば高島平団地の再開発問題を巡って「住まいは人権、住み続けられる街に」との訴えには「家賃が4月から3000円も上がった。このままでは住めなくなる」という切実な声とともに、「共産党しかない」という期待の声をたくさんいただきました。若い女性と気候危機問題で対話になったり、「子ども運賃を18歳までにします」との訴えは、中高生から「お願いします」と反応がありました。
 「公明党支持だけど竹内さんの票を広げたからね」と声をかけてくれた人もいました。裏金自民党と、その自民党に協力する公明党への批判が広がっていることを実感しましたね。
 一方で自公政権の批判票を、日本共産党が受け止め切れなかったことも結果が示しています。参院選では、都議選でも訴えた消費税5%減税の公約をもっと多くの有権者に届ける必要があると思っています。
 とくに大企業・富裕層への適正な課税で財源をつくるという共産党の政策は、企業・団体献金を受け取らない共産党ならではのもので、金権腐敗政治のゆがみをただす先頭に立つ日本共産党の姿とともに広く訴えていきます。参院選挙区で吉良よし子さんの勝利と、比例代表5議席獲得に向けて引き続き頑張ります。

公契約条例・議会改革を
 ―都議として優先したい政策課題は何ですか。
 選挙で訴えた水道料金10%値下げや高すぎる国民健康保険料、介護保険料、後期高齢者保険料の引き下げ、家賃補助の実現など、物価高から暮らしを守り、住み続けられる東京、差別と分断を許さない都政にするために力を尽くします。
 区議時代に力を入れて取り組んだ公契約条例が、板橋区で2年後の施行に向けてやっと動き出しました。適正な労働条件で公契約を結ぶことで、労働者の賃金底上げと公共サービスの質の向上にも結びつくもので、ぜひ東京都でも実現させたいです。
 区議として最後の議会で、生活困窮者へのエアコン設置助成を求める陳情への賛成討論に立ちました。共産党しか賛成しませんでしたが、補正予算に盛り込まれ実現できました。困った人の声は政治を変える原動力です。都で補助すれば、もっと充実したものになります。寄せられた声を都政に届け、実現のために頑張ります。
 自民党の裏金問題の再発防止を含めて、議会改革にも力を入れます。先の6月都議会で会派ごとの議案賛否をホームページで公開する陳情に自民、公明、都ファが反対して否決したことには驚きました。
 情報公開の面で都議会は区議会よりも遅れています。議事録検索の不便さなど区議として見えていた部分もあります。都民に開かれた都議会改革に取り組みます。

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