日本共産党の躍進で希望ある政治を!参議院議員選挙は7/3公示です

手をつなぎ政治変えよう 参院選スタート 20日投票

 衆院に続いて参院でも与党過半数割れが実現するかが大きな焦点となる参院選が、7月3日に公示を迎え、20日の投票日に向け各党が激しい選挙戦を展開します。日本共産党都委員会は6月26日、東京での参院選のキックオフ集会を、渋谷区の日本共産党本部で開きました。会場いっぱいの人が集まり、東京での比例100万票の実現と、東京選挙区の吉良よし子氏の3選で、必ず勝利しようと熱気に包まれました。

与党過半数割れが焦点に
 会場には、開会前から主催者の予想を大きく超える参加者が集まり、急きょ、椅子が増設されました。22日投開票の都議選で当選した大山とも子、里吉ゆみ、米倉春奈、福手ゆう子の各都議と、24年ぶりに元職から再選した田中とも子氏が参加。大山氏が「中学生が5〜6人、走って来て『子ども運賃18歳、賛成です』と握手をしてくれたり、共産党のことを知りたいと向こうから近づいてくれる人が多かったのが印象的だった。自分の暮らしが政治とつながっていることを、多くの人が感じ始めている。参院選では、14人の都議団で(前回議席の)19人分も、(立候補数の)24人分も、頑張りたい」とあいさつしました。

団子状態の選挙戦
 主催者を代表して、同都委員会副委員長で、前衆院議員の宮本徹氏が都議選と参院選について報告。「参院選は、参院でも与党過半数割れに追い込み、自民党政治を終わらせる歴史的なたたかいになる」と強調。「吉良さんは、『痛みに寄り添い、声を届ける』かけがえのない議員だ。
12年前、就職氷河期世代の代表として国会に送ってもらい、多くの大切な実績を積み上げてきた。文字通りの宝の議席だ」と語りました。
 東京選挙区について、「有力候補だけでも10人以上いる一方、100万票以上取るような抜きんでた候補がおらず、当選ラインが上がるとみられる。有力候補が団子状態で並んでいる」と分析。今回は、6人の定数のほかに3年間の任期の7人目の当選があり、「7番目になると、3年後に山添拓さんと吉良さんが争うことになる。必ず6番目までに入らなくてはならない」と訴えました。
 「比例100万票の実現にも、吉良さんの勝利のためにも、都議選の取り組みの努力のうえに立って、さらに大きく支持を広げる必要がある。その一方で、メディアや他陣営からも意図的に『吉良よし子は大丈夫』と流されている。選挙戦の当落は、これからのたたかいにかかっている」と呼びかけました。

声の代弁者として
 吉良氏の12年間の実績を紹介する動画を上映。7人の市民らが、自分が吉良氏を「推す」理由をスピーチしました。
 このうち、コロナ後遺症の患者の女性は、オンラインで「吉良さんは、コロナ禍から5年たってもコロナ後遺症のことを忘れずに取り上げてくれる、心強い議員です。私たちのような声をあげにくい当事者の代弁者としても、吉良さんには必ず引き続き国会にいてほしい」と語りました。学費の値下げを求めて国への要請などに取り組む学生は、「吉良さんは私たち学生を、社会を一緒に変える仲間として認め、接してくれた。基本的人権として私たちは教育を受ける権利を求めているんだということを、誰よりもわかってくれている。心から信頼している」と話しました。

比例5議席でこそ
 比例代表に立候補する小池晃同党書記局長(参院議員)は「吉良さんの質問の視点の先には、いつも苦しんでいる市民の姿がある。だからこそ、今日、多くの市民の方たちが、吉良さんの演説や質問に、救われた、希望が持てたとスピーチされている。こういう議員の議席を、失うわけにいかない」と呼びかけ。「都議選でも、激しい党派間闘争が行われた。比例は共産党という大きな流れを東京でつくり、比例5議席を実現し、それに吉良さんの活動の素晴らしさを乗せてこそ、勝利できる」として、「自民党が17議席減れば、参院でも過半数割れになる。みんなで知恵と力を合わせて、楽しい選挙にしよう」と語りました。
 同じく比例代表に立候補する伊藤和子氏は、障害者の人たちと運動に取り組んできたことを紹介し、「もうけ優先の社会を変え、一人ひとりが大切にされる社会をつくろう」とあいさつしました。
 吉良氏は、いわゆる「ブラック企業」の企業名公表や、就活セクハラ対策、コロナ禍での文化支援やコロナ後遺症の支援、都内の学校給食無償化などの実績とともに、この日に文科省が、入学しない大学に入学金を支払う仕組みの改善を求める通知を出したことを紹介。「国会で何度も取り上げてきた。入学金を廃止させるところまで、動かしていこう」と呼びかけると、大きな拍手が湧きおこりました。
 吉良氏は、「私には、まだまだ届けたい声がある。差別と分断を許さず、みんなで手をつないで、声をあげ、暮らしを追い詰め、命を切り捨てる政治こそ、変えていこう」と決意を語りました。

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