板橋区 竹内愛氏①
東京はもっと愛で変えられる。区議6期24年の経験を生かして、差別や分断を許さない政治、一人一人の命と暮らしを守り抜く政治を実現させます。3800件を超える困りごとを伺う中で、制度のはざまで苦しむ人をなくしたいと取り組んできました。今度は都議会で全力をあげます。

北多摩4区 原のり子③
子どもも大人も誰もが何らかの生きづらさを抱え、それを自己責任にさせられています。その根幹には、裏金政治や財界優先のゆがんだ政治があります。そこを共同の力で変え、生きづらさを一緒に乗り越えようと、まっすぐ呼びかけた選挙戦でした。切実な願いの実現に全力を尽くします。

暮らし良くする議席を守る
板橋区 定数5 竹内愛氏
午後11時10分に「当確」が出た瞬間、開票速報を見守っていた支援者は歓声を上げ、抱き合って喜びを分かち合いました。徳留道信前都議の議席を継承した新人の竹内愛候補は「本当にうれしい。この議席を皆さんの暮らしをよくするために生かしていきます」と、決意を語りました。
定数5に有力候補ら10人が立候補した今回の選挙。板橋地区委員会の佐々木健市地区委員長は「選挙戦の中で徐々に手ごたえを感じてはいたものの確実とは言えず、最終盤に向けて支持をさらに広げなければと、みんなで取り組みました。候補者の魅力と、数々の要求を実現してきた共産党都議団の実績も大きかったと思います」と振り返りました。
山内えり共産党区議団長は、2年前の統一地方選の時とは空気が違っていたとして、今回の厳しさについて述べました。
「駅前でのビラ配布やスタンディング、宣伝カーの訴えなどで感じたのは、人々の冷ややかな目線です。共産党だからというより、既成政党に対するものなのかもしれません。ですから、正直、ヤバイなと思っていました。そんななかでも、すごく反応がよかったのが10代の若者たち、中学生や高校生です。公共交通の子ども料金を18歳まで適用する政策や、制服・学用品の無償化の政策が響いたのでしょうか。高校1年生の子は、祖母に竹内愛の支持拡大をしたと連絡をくれましたよ」
僅差で競り合う、文字通り激戦の結果、竹内候補は自民党現職と国民民主の新人、維新の新人らを破り5位で当選。貴重な野党の議席を守り抜きました。
みんなとの勝利に感謝
文京区 定数2 福手ゆう子氏

「みんなとたたかって、みんなで勝ち取った勝利です。だから、みんなにありがとうと言いたいし、みんなにおめでとうと言いたい」―2期目の都議当選を決めた福手ゆう子氏の言葉に大きな拍手がわきました。
支援者が続々と集まる中、午後11時10分ごろに当確が報じられると、支援者らが涙を流しながら抱き合う姿が。福手氏が登場すると、大きな拍手で出迎えました。
物価高への一番の対策である消費税減税を公約する、選挙区で唯一の候補だという訴えに強い反響が寄せられました。また、市民と野党の共同の候補として、福手氏の「市民の運動と、野党が共同すれば、どんな妨害があっても政治を前に動かせる」という訴えが共感を呼びました。福手氏は「都政を変えるため、みんなとの共同の力で、たくさんの仕事をしていきたい」と2期目への決意を語りました。
地元の都立駒込病院を都立直営に戻すことや、都が計画し、文京区を縦断して多くの住居が立ち退きに遭う環状三号線計画のストップといった、地元要求をめぐる福手氏の公約に、選挙戦途中から自民党候補が言い訳に回るなど、政策面でも相手候補を追い詰めました。
文京区が2人区になって以後、共産党候補の2回連続当選は1993年と97年以来で、さらに前回、今回ともに有力候補が3人に絞られたなかでの連続当選は画期的です。長島正人地区委員長は「争点や実績が明確で、候補者の政治信念にも信頼が広がった。地元の共産党の力だけではなく、群馬県や埼玉県、中央区や台東区など各地からの支援の力と、市民と野党の共同候補として他党の議員も含めた応援があったからこその勝利で、心から感謝したい。この勝利を参院選につなげたい」と語りました。
まっすぐな訴え共感広げる
北多摩4区 定数2 原のり子氏
当選確実の報を受けて選挙事務所に現れた原のり子さんに、スタッフや支援者の盛大な拍手と「おめでとう」のシャワーが降り注ぎました。定数2を有力4人で争った北多摩4区(東久留米市・清瀬市)を、市民と野党の共闘を力に勝ち抜きました。
「誰もが抱えている生きづらさを自己責任にしないで、裏金政治のゆがみをただしていくことで社会は変えられる」。今回の都議選で原さんが貫いた訴えです。佐々木あつ子選対本部長(清瀬市議)は、「『生きづらい社会を変えよう』という原さんの真っ直ぐな訴えが、染み渡るように共感を広げた」と振り返ります。
原さんがもう一つ、こだわりをもって訴えたのが「市民から話を聴いて政策化し、その実現のために力を尽くすという議員本来のあり方」。「裏金」自民党、政策を持たない「再生の道」、都民ファからくら替えして国民民主から出馬という他候補を意識してのことでもありました。「一つの挑戦でしたが、新たな一歩が切り開かれた」と手応えを感じました。
佐々木本部長が勝因として挙げたように、シルバーパスの負担軽減や子どもの医療費無料化、給食費無償化など、市民運動と連携して「社会的に弱い人たちの立場に立って議会で論戦し、こじ開けてきた実績」は、議員の役割をしっかり果たしてきた「証」です。
そして、粘り強く取り組んできた多摩北部医療センターの産科設置、障害者医療助成の対象拡大、同福祉手当の拡充、地元両市での補聴器購入補助は、「実現まであと一歩のところ」まできているとして重点公約に掲げました。
「この3つの課題は、どうしても実現したい。引き続き力を注ぎます」。静かな語り口にも、強い決意を込めました。
北区 せいの恵子氏①
市民と野党の共同の力で3人区で勝利しました。小池都政にしっかりものが言える、声にならない声を届けるための議席です。無駄遣いをやめさせ、都民の暮らし、住まい、医療・介護を守り、個人の尊厳が尊重されるジェンダー平等の都政を実現しましょう。みなさんと力を合わせて「せーのでチェンジ」。頑張ります。

北多摩3区 田中とも子②
前回354票で議席に届かなかったところから、立憲民主党の応援もいただき、定数3で2位で当選しました。物価高騰から暮らしを守る公約の実現に全力をあげます。バス路線を守り増やすなど、市政、都政、国政をつなげて暮らしを守るために頑張ります。

日野市 清水とし子②
日野の市民の、市民と野党の本気の共同で、再び都議会に送っていただきました。この力で、消費税減税、中小企業の賃金引上げ、修学旅行の保護者負担ゼロ、夏休みの給食提供、学校の雨漏り修繕に東京都の支援をつくる。必ず実現させます。

世田谷区 里吉ゆみ④
今回の選挙ほど、みなさんの暮らしが厳しいという声を実感した選挙はありませんでした。日本共産党が提案すれば都政が動く。その力で、中小企業の賃上げ支援や、世田谷で10年続き大きな効果を出している公契約条例を東京で実現しましょう。

練馬区 とや英津子③
どうしてもやりたいことは、個人の尊厳を守る社会を、東京からつくっていくことです。外国人を差別し排除するような主張は、大きな誤りです。誰もが尊重される、自分も相手も大事にできる社会を、東京からつくっていきます。

北多摩1区 尾崎あや子④
今回の選挙で初めて、市民と野党の共同候補としてたたかいました。稼ぐ東京として、ゼネコンや大企業が儲かる都政を進めるのではなく、都民の暮らしにもっと光を当てる東京にと訴えてきました。ご一緒に暮らしを守る東京の実現に全力で取り組みます。

大田区 藤田りょうこ③
定数7の選挙区で現職4人が落選する厳しい選挙でした。自民党の裏金非公認の現職、維新の現職、裏金自民党に助け舟を出した公明党の二人の現職が落選しました。与えていただいた議席で、必ず命を守る政治を実現させていきます。

豊島区 米倉春奈④
痴漢ゼロをはじめ、声をあげれば政治は変わると、一緒に進めてきた、この続きを、ともに力を合わせて進めようと訴えてきました。24人、立候補したみんなの力で、希望を届けた都議選だったと思います。参院選でさらに政治を変えるため、力を合わせましょう。

杉並区 原田あきら③
私が取り組んできた都市再開発問題では、行政とデベロッパーと政治家が三位一体で税金を食いつぶしています。こうした癒着を裏金問題で主導した自民党元幹事長が、杉並区で落選しました。都の財政力を都民に取り戻すため、みなさんの力をお貸しください。

新宿区 大山とも子⑨
とりわけ若い人と話す機会が多い選挙でした。自分の生活と政治がつながっていると実感してきているのではないでしょうか。9期目、まだまだやることがたくさんあります。14人の都議、一人ひとりの個性が生きています。14人で、19人分も、24人分も頑張ります。

足立区 斉藤まりこ③
物価高で節約も限界、とにかく消費税は減税してほしいという切実な声がたくさん寄せられました。消費税をただちに5%減税、暮らしと医療、福祉を守る政治を、都議会、国会と連携して実現していきましょう。新しい都議会でも、一緒に都政を動かしましょう。
