くらし、平和を守るあなたの一票を日本共産党の候補に!都議選は22日(日)投票です。

野党第1党 光る値打ち 都議選あす投票(下)

 大激戦の東京都議選。「暮らし優先の都政を」と奮闘する候補者の訴えを、順次紹介します。各候補のリンクから動画などが見られます。(「上」はこちら


水道料全体を10%減

斉藤まりこ 候補 足立区(6)

 日本共産党は、野党第1党の19議席で与党の嫌がる政策を進めてきました。

 先日ついに水道の基本料金の夏の4カ月無償化を実現させることができました。日本共産党が2020年のコロナ以降ずっと求めてきました。私自身、22年の代表質問で、水道の基本料金の減免をする全国の自治体の事例を示して、東京都に求めました。4カ月は不十分ですが、一歩前進で本当に良かったと思います。

 今日も暑かったですが、暑さ対策は緊急の課題です。水道料金は基本料金だけでなく、全体の10%値下げを継続的に行う。低所得の方々への電気代の直接の補助、クーラーの設置の補助も進めていきたい。誰も取り残さない暑さ対策を一緒にすすめていきましょう。

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共産党伸びれば実現

和泉なおみ 候補 葛飾区(4)

 日本共産党は力がないと思われる方が多いかもしれません。しかし「共産党が伸びれば政治が変わる」。それを実現してきたのが、この東京です。

 私たちの条例提案は当初、賛成はうちだけ。しかしこの4年、他の野党との信頼と共闘を築き、学校給食費の無償化、シルバーパスの値下げなどは議会の約3分の1が賛成してくれました。すると都知事が無視できなくなる。反対してきた知事与党も動かざるを得なくなり、都民の願いが相次ぎ実現してきたのです。

 共産党が野党第1党だからこそ野党をまとめ、都政を動かすことができる。それが都議団の値打ちです。19議席を減らすわけにはいきません。私も含め、一人でも多く都議会に送ってください。

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暮らし・緑 守る議席

原純子 候補 江戸川区(5)

 4年前、都議になって取り組んだのが特別支援学校の教室不足解消の課題です。保護者とともに都有地を探し歩きました。

 都は重い腰を上げ、この3月、江戸川区東瑞江地域に特別支援学校を新設すると発表しました。

 障害を持っていてもいなくても、子どもたちには地域の中で育つ権利があります。教育環境の充実のためにさらに頑張りたい。

 都議会環境・建設委員として環境問題にも取り組んできました。公園づくり・街づくりは住民参加が基本。設計計画や資料は公開させ、樹木の大量伐採を止め、樹木を守るルールを都につくらせます。緑を守る原純子を都政へ送ってください。

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医療介護守る1票を

アオヤギ有希子 候補 八王子市(5)

 2001年に福島から八王子に引っ越して来て医療事務として働き始めました。自民政権は診療報酬削減と負担増を強行し、そのなかでお金がなかったり、時間がなかったりして、医療にかかるのが遅れ亡くなる実態を目の当たりにしました。こんな「お金がないあなたのせいだ」と自己責任を押しつける政治を、私はなんとしても変えたいと政治家をめざしました。

 日本共産党は、危機に陥っている東京の医療機関に支援すべきだと、くり返し求め、今年321億円の支援を実現できました。いま介護事業所も倒産の危機です。これを支援する都政を実現していきたい。「医療を守れ、介護を守れ」の一票を、どうかアオヤギ有希子へお寄せください。

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教育の無償化進める

池川友一 候補 町田市(4)

 あきらめずに声を上げ、政治を変えてきました。学校給食の無償化が都内全域で始まり、町田では中学校の全員給食もスタートしました。中学生の保護者からは制服代の値上げへの悩みが届きます。制服代、修学旅行の無償化が必要です。都が後押しすれば都内全域で実現できます。

 公共交通費は18歳まで子ども料金に。通学定期は0円にして、交通費を理由に進路を諦めなくていい、さらに教育の無償化を進める仕事をさせてください。

 子どもは主権者、権利の主体です。しかし政治と行政は子どもの声を軽く扱ってきました。都議会野党第1党の共産党の力、子どもの声を届ける議席が必要です。何としても押し上げてください。

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教育子育て全力支援

清水とし子 候補 日野市(2)

 市民と野党の共同候補として勝ち抜かせてください。

 市内の全介護事業所に調査を行いました。物価高騰と介護報酬引き下げで、黒字だった事業所も赤字になり、「ヘルパーの手配ができず断った」との声が出ています。介護人材がいないのは賃金が低過ぎるからです。思い切った賃上げを進めたい。

 教育・子育てを全力で支援します。修学旅行代や学用品の自己負担をなくし、夏休みの給食を提供したい。深刻な学校の雨漏りの修繕を支援したい。

 日野市などで、巨大データセンターの建設が大問題になっています。アセスメントの対象外だからと情報を開示しない事業者に、社会的責任を果たさせたい。

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都民の命あきらめぬ

尾崎あや子 候補 北多摩1区(3)

 東村山市はお産ができる病院がゼロです。みなさんと署名を集め建て替え計画がある多摩北部医療センターにお産施設が盛り込まれました。でも今はお産ができません。一日も早くお産ができるように全力を尽くします。

 私にはあきらめられないことがあります。12年前、仕事を失った青年が家族と相談して私のところに相談に来る約束をしていました。ところがその朝に自ら命を絶ってしまったんです。私はこの青年の命をあきらめるわけにはいかないんです。

 それ以来、毎月、労働相談会を開催しました。一人一人の生きづらさをそのままにはできません。暮らしに光を当てる東京へ、誰もが安心できる東京へ、みなさんの力で都議会に送ってください。

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米安定供給の農政へ

田中とも子 候補 北多摩3区(3)

 いま物価高騰で本当に暮らしが大変です。米の値段も下がりません。「5キロのお米が買えなくて2キロにしている」「お米が高いから麺類を食べている」という方の話をうかがいました。

 私は山形県庄内地方、米どころで生まれて育ちました。私の家も農家でした。米では食べていけないために後継者がいなくなり、私の生まれた地域では、ほとんど米農家がなくなってしまいました。

 米の高騰、そして米不足の原因は、減反政策、農家への価格保障、所得補償を崩して市場に丸投げしてしまった自民党農政の失敗です。しっかり米を安定供給させる、減反から増産に、そしてくらしを守るために農家に支援を行う農政へと転換させましょう。

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競り勝って願い実現

原のり子 候補 北多摩4区(2)

 政治は市民が主人公。大事な問題ではさまざまな共同を広げて実行する。これが私の政治信条です。この立場で、シルバーパスの負担軽減、子どもの医療費無料化、給食費無償化をみなさんと一緒に実現してきました。

 障害者医療費助成制度の拡充、多摩地域での補聴器補助の実現へ、あと一歩のところまできました。この選挙の結果にかかっています。2議席を4人が争う大激戦。なんとしても競り勝ちたい。

 排除され、分断され、差別され、自己責任を負わせられる。子ども、若者、現役世代、高齢者、障害者、お一人おひとりが生きづらさを抱えていると思います。みんなでこの社会をかえていきましょう。

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困っている人助ける

木村正明 候補 千代田区(1)

 子どもたちが大好きな「アンパンマン」の原作者の、やなせたかしさんは、生前、戦争はきらいだと繰り返しお話しされました。その背景には、悲惨な戦争体験がありました。弟さんは特攻隊に志願し戦死。やなせさんは陸軍で「飢餓」という地獄を味わいました。その体験を通して、正義とは相手をやっつけることじゃない、困っている人を助けることだと考え、アンパンマンで表現しました。

 いまの日本政治は相手の国をやっつけるための戦争の準備ばかりしています。正義とは、目の前にいる困っている人を助けること。これが政治のあるべき姿ではないでしょうか。くらしを守るために都政を動かしてきた日本共産党に力をお貸しください。

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福祉の心を取り戻す

小林ひろし 候補 荒川区(2)

 福祉・学校教育が良くなれば、社会全体が良くなる。東京に福祉の心を取り戻します。物価高対策として大企業・富裕層への応分の負担で財源をつくり消費税の5%減税させましょう。

 私は、障がい福祉の現場で働いた経験を生かし四つのことを約束をします。100万世帯に毎月の家賃を1万円、1年で12万円の家賃補助を実現し、都営住宅を増設します。保育・介護・障害福祉で働く人の処遇を改善し、福祉・教育を運営する法人への補助を拡充し、正規の教員・職員を増員します。コミュニティーバス・銭湯への支援で地域活性化を図ります。

 そして、障がいのある方々のグループホーム、障がい者施設やサービス充実で誰もが住み続けられる東京をつくります。

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「真っすぐ」な政治で

岸慎一郎 候補 府中市(2)

 国際問題では平和が第一。国内問題では、消費税の廃止と農業生産力の上昇が必要です。

 実家は商店街にありました。商売繁盛も大切。賃金、年金の上昇は言うまでもありません。崩壊しつつある社会保障制度を立て直して、サービスを提供する側も受ける側も満足できる社会にする必要があります。学校教育も見直して文系教育の充実を求めていきます。

 都政で一番訴えたいのは、自分の思い出がつまった東京の良さを残していきたいということです。今の都知事は新しいものをつくることに執心し、古いものに冷淡なのが残念です。「真っすぐな者たち」による政治、一部ではなく全体に奉仕する政治家こそが、いま一番に求められるのではないでしょうか。

リンク 岸慎一郎


(「しんぶん赤旗」2025年6月21日付より)

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