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東京都議選 豊かな財政 教育・介護に

日野 市民応援団が清水候補と宣伝

演説する清水とし子都議候補(左端)と応援する立民の大河原雅子議員(その右)や市民応援団の人たち=15日、東京都日野市(しんぶん赤旗提供)

 東京都議選で定数2の大激戦区・日野市では、市民と野党の共同候補で日本共産党の清水とし子都議候補と市民応援団が15日、京王線高幡不動駅前で宣伝しました。立憲民主党の大河原雅子衆院議員や4月の日野市長選に立候補した有賀精一さんらが応援演説しました。

 宣伝では都議選で関心のあることを聞くシールアンケートも実施。「教育支援」にシールを貼った高校1年の女性=府中市=は、「授業料は無償だけど、制服にお金がかかる」と話します。市民応援団のメンバーが党都議選公約の通学定期代の無償化を紹介すると、「半年で5万円かかっている。めっちゃ助かる」と目を輝かせました。

 高幡不動駅は京王線と多摩モノレールが走っています。ビラを受け取った女性(74)=日野市=は、シルバーパスを利用しています。物価高で厳しい生活を訴え、党が公約に掲げるシルバーパスのモノレールへの適用に「賛成だ」と笑顔で応じました。

 「コメが高い」と言ってシールアンケートに参加した大学生の男性=同市=は、消費税減税に期待します。奨学金を借りているため、学費の値下げなど「若者に優しい政治をしてほしい」とし、「若者が投票に行くべきだ」と話しました。

 有賀さんは「小池都政にモノ言える議員を出したい」と強調。都議会自民党の裏金問題に触れ「清水さんを都議会に送って、裏金問題にも決着をつける」と力を込めました。

 清水候補は、市民と野党の力で学校給食無償化やシルバーパスの値下げを実現したことを紹介。消費税減税の実現を「東京から扉を開いていきたい」と強調し、豊かな都の財政は、教育や子育て、介護支援など市民の願いに応えるために使うべきだと訴えました。


(「しんぶん赤旗」2025年6月16日付より)

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