東京・東久留米 市民連合が街頭演説 小池氏訴え

日本共産党の小池晃書記局長(参院比例代表予定候補)は31日、東京都東久留米市で、清瀬・東久留米両市民連合主催の街頭演説に参加し、原のり子都議予定候補(北多摩4区、定数2)とともに「一番困っている人のために頑張ってきた原さんの議席を絶対に失うわけにはいかない。みなさんの力で勝利させてほしい」と訴えました。地元市民や、立憲民主党都連の手塚仁雄幹事長が応援演説しました。
小池氏は「都議会では大きな変化が起きている」と強調。都議会の野党4会派が力を合わせ、学校給食を無償化するため予算を伴う条例案を初めて提出し、全都で学校給食無償化を実現したと紹介。シルバーパスの4割値下げや、夏の水道料金の引き下げなども決まり、「暮らしを支える都政が実現しているのは共産党、立憲民主党などが力を合わせた成果だ。これを前に進める選挙にしよう」と訴えました。
また、今回の都議選の1~3人区で野党候補者の一本化が実現したと述べ、「これがなぜできるか。(昨年の)都知事選で市民と野党が力を合わせて頑張り、都議会ではさまざまな課題で協力して都政を改革してきたからだ」と指摘。「今回の都議選で協力を成功させ、全国での市民と野党の共闘の新しい発展につなげよう」と強調しました。
原予定候補は、市民の声を受けて野党と協議する中、多摩格差の問題などを議会で取り上げてきたと訴え、「みんなが願う当たり前の都政を実現したい」と決意表明しました。
手塚氏は「都知事選でスクラムを組んだみなさんが一つになってたたかえる環境が整った。暴走する小池都政にブレーキを踏める都政に変える大きなチャンスだ」と強調しました。
清瀬市民連合の池田いづみ共同代表は「優しさと強い信念を持つ原さんを都議会に押し出そう」、東久留米市民連合事務局の松元忠篤氏は「原さんは市民と野党の共同の議員に最もふさわしい」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2025年6月1日付けより)