東京・足立 小池書記局長、吉良氏・斉藤都議と訴え

斉藤まりこ都議(右から3人目)、吉良よし子参院議員(同6人目)とともに訴える小池晃書記局長=25日、東京都足立区(しんぶん赤旗提供)


 日本共産党の小池晃書記局長(参院比例代表予定候補)は25日、東京都足立区で、吉良よし子参院議員(参院東京選挙区予定候補)と斉藤まりこ都議予定候補(足立区、定数6)らと街頭演説し、都議選と参院選の必勝へ、暮らしを守る共産党に年金削減ストップの声を託してほしいと訴えました。

 小池氏は、斉藤氏が都の上下水道民営化問題を厳しく追及してきたことなどを紹介し「何としても勝たせてほしい」と訴えました。

 小池氏は年金改革法案を巡り、年金を物価や賃金の伸びより低く抑える「マクロ経済スライド」は「100年安心の年金」だとして導入されたが「この20年で(年金制度は)ガタガタになった」と批判。与党が立憲民主党と法案修正を協議しているが、これでは解決しないと指摘し、年金保険料の積立金活用などで「年金削減を止めよう。この願いを託してほしい」と訴えました。

 小池氏は消費税の一律5%減税を提案し、大企業と富裕層の優遇税制をやめれば財源はできると指摘。石破政権が暮らしの予算を抑え、軍事費を9・5%増やしたことを批判し「税金の使い方をただせば年金や医療を支える財源もつくれる」と強調しました。

 小池氏は、共産党都議団は多くの政策を実現した成果にたち(1)都政としても賃上げに取り組む(2)国の福祉切り捨て政策から都民を守る防波堤となる(3)「稼ぐ東京」から「住み続けられる東京」に転換する―と表明し、躍進を重ねて訴えました。

 吉良氏は「痛みに寄り添い、政治を前に動かしてきた共産党の躍進を」と訴え、斉藤氏は「暮らしを最優先で守る都政に転換したい」と表明しました。

(「しんぶん赤旗」2025年5月26日付より)

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