調布 田村委員長が田中予定候補応援
日本共産党は25日、夏の東京都議選・参院選での躍進・勝利にむけ、志位和夫議長、田村智子委員長、小池晃書記局長の幹部らが都内で街頭にたち、参院選での比例5予定候補全員勝利と東京選挙区での吉良よし子議員の必勝、都議選での現職19人絶対勝利と前進を多くの有権者に訴えました。全国各地では、参院選・都議選予定候補、国会議員、地方議員が、街頭宣伝等で参院選・都議選での支持・支援をよびかけました。また、党支部・後援会が、要求対話・アンケート活動や宣伝に取り組みました。

田村委員長は、調布市内で街頭宣伝し、参院選での党躍進と都議選での田中とも子都議予定候補(北多摩3区=調布市・狛江市)の必勝で政治を変えようと呼びかけました。
田村氏は、冒頭、コメ価格高騰に触れ「コメ(生産量)が足りていないことが一番の要因」と強調し、コメ減産にお金を出し、価格も市場任せにした自民党政治を厳しく批判。「農家支援、コメ価格安定と安定供給に責任を持つ政治に大転換を」と力を込めました。
物価高のもと消費税減税が「大争点に浮上している」と強調し、中小企業は利益に対し2割の税金を払う一方、大企業は法人税減税などの恩恵で半分の1割しか納めていないと批判。財源に赤字国債をあげる党もあるが「借金で大企業・富裕層減税を支え続けるのか。共産党を伸ばして大企業・富裕層の応分負担で消費税を直ちに5%に」と呼びかけると、詰めかけた聴衆から「そうだ」の声と拍手がわき起こりました。
党都議団の実績として▽学校給食無償化のため、条例案を何度も提案し他会派にも働きかけて4会派共同提案で実現した▽水道料金値下げを20年間求め、知事が「水道基本料金4カ月無料」を言わざるを得なくなった―などを紹介。「都知事がやらないと言っても都民と一緒に他党とも力を合わせて実現の道を開くのが共産党。都議会野党第1党としてさらに前進させてほしい」と力を込めました。
元都議である田中予定候補は、都議時代にシルバーパスが全面有料化された当初から一貫して反対したことなどを報告。今年10月からシルバーパスの4割値下げが実現することなどをあげ、「粘り強く諦めないで要求を続ければ政治は変わる。再び都政で働かせてください」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2025年5月26日付より)