消費税減税 選挙勝利で

都内の職場支部など決起集会

集会で呼びかける小池氏(中央)=21日、東京都渋谷区(しんぶん赤旗提供)

 東京都内の職場・団体の日本共産党支部や後援会が21日、都議選・参院選に向けた決起集会を都内で開きました。小池晃党書記局長・参院議員が「消費税減税が中心争点になっている。党の選挙勝利で切り開こう」と呼びかけました。

 小池氏は「赤字国債での減税を主張する他党と違い、共産党は大企業や富裕層に応分の負担を求める財源を示している。5%に一律減税すれば、インボイス導入の口実もなくなる」と指摘。

 「参院の党議員団は11人いるから法案を出せるし、全常任委員会に委員をおき質疑ができる。今回比例5人の当選と、東京での吉良よし子さんの議席確保はどうしても必要」として、会場に向かい「東京全体に大きな影響がある、皆さんの役割が決定的だ」と呼びかけました。

 田辺良彦都委員長が「職場や団体は各党が最もせめぎ合う場」と述べ、活動の飛躍を訴えました。

 里吉ゆみ都議は「今街頭では『物価高騰対策合戦』になっている。共産党都議団は財源のある提案をしている。ネット上の短い動画で紹介しているので、友人に送るなど活用してほしい」と話しました。

 東京業者後援会の大内朱史事務局長は「私たちの長年の運動が消費税減税の流れを切り開いた。今商店街などでの対話も弾む。この動きを全都に広げたい」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2025年5月23日付より)

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