一緒に政治変えよう

米倉春奈都議と渡辺くみ子豊島区議は10日、豊島地区の党員たちとともに、雑司が谷の鬼子母神周辺を練り歩き、ハンドマイク宣伝を行いました。
「物価高騰に誰もが苦しんでいますが、無駄な大型開発や都庁を照らすプロジェクションマッピングをやめれば、私たちの暮らしを守ることはできるんです」
雨上がりの住宅街に、マイクで演説しながら練り歩く米倉氏の元気な声が響き渡ります。笑顔で手を振る通行人、「共産党、応援しています! がんばって」と声をかけて通り過ぎるビジネスマン風の人、街の人々の反応は上々です。弁当屋さんの女性は、ガラスの向こうから笑顔で大きく手を振って応えます。
25歳で初当選し、都議を3期務めてきた米倉氏は、この間多くの分野で都政を動かしてきた実績も語りましたが、この日は特に性暴力・痴漢対策の進展を説明。都に痴漢対策を扱う部署も知見も存在しなかった時に都議会で質問し、報道を通じて世論も関心を高め、都営大江戸線に女性専用車両を導入したり、都が「痴漢撲滅プロジェクト」チームをつくるまでに変えてきました。
「変える力を持っているのは都民です」と、米倉氏は言います。アンケートで2600人の声を集め、痴漢被害の深刻さを学び、フィンランド視察などを経て研究を重ね、痴漢ゼロへの対策を提起してきました。
「包括的性教育を日本でも」。ジェンダー平等と人権に基づいた性教育の推進を米倉氏は訴えます。
この間の宣伝では、現役世代の女性からの声援が目立っています。
「一緒に政治を変えていこう、と呼びかけていきたいですね」。米倉氏は語ります。
(「しんぶん赤旗」2025年5月13日付より)